http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/news_commentary/20051201_mobidec01/
携帯におけるパケット料金は高い。だから、みんな気軽にインターネット上のサイトに接続しようとしない。ちょうど、ダイヤルアップでパソコンからインターネットに接続していた時代に酷似している。少しずつではあるが、携帯でもパケット料金が定額化してきた。そして、携帯でも高速接続ができるようになる。そうなれば、インターネットへの接続は今のパソコンの環境と変らなくなるであろう。
そこに待っているのは、今のパソコン環境並みの広告市場である。広告費はラジオへの広告費を遥かに超えていき、テレビの広告費にも少しずつ影響を与えて行くようになるであろう。
携帯におけるインターネットはまだまだこれから。そして、もう一つのまだまだこれからがデジタルテレビを入り口としたインターネット接続である。さらに、今後はゲーム機からの入り口も考えられる。
パソコン、携帯、デジタルテレビ、ゲーム機。いずれもインターネットへの入り口としてメジャーになることが予想される。当然、広告費はインターネットへ多く流れるようになる。我々放送局が生き残るには、デジタルテレビを入り口としたインターネットへの入り口で、しっかりとした地位を築くことである。幸い、デジタルテレビには番組を通してかなり優位な立場にいる。この立場を生かせなければ、今後の経営は厳しい。そして、それをベースとして、パソコンや携帯への広告へ進出すればよい。
ローカル局では、デジタル化はこれからである。そして、それ以上に重要なのはデジタル化の後である。どういうスタンスで、どういう戦略を立てていくのか? しっかりとしたロードマップを描いて欲しい。