このブログでもずいぶん前にちらっと紹介した、VC++ ランタイムを共有APPXとして設定する方法を改めて。
公開当初はDesktopAppConverter 側が対応していなかったのですが、公開後のバージョン(0.1.24)から、自動取り込みに対応しています。
対応にはあらかじめランタイムパッケージ情報をセットアップしておく必要があります。
具体的には
から自分が必要なパッケージをDL&インストールする必要があります。
これらをインストールしたら、あとはmsi(exeでもよい)で、必要バージョンのVCランタイムのマージモジュール(中途半端でも検出してくれます。優秀ですw)をセットするか、Bundle やVSIの必須コンポーネントなどを利用して同時インストールするインストーラを用意してコンバートするだけです。
ちなみに、上記ランタイムがインストールされている環境で、コンバート時にモジュールを見つけると
AppxManifest.xml の Dependencies 項目が
<Dependencies>
<TargetDeviceFamily Name="Windows.Desktop" MinVersion="10.0.14393.0" MaxVersionTested="10.0.14393.0" />
<PackageDependency Name="Microsoft.VCLibs.140.00.UWPDesktop" MinVersion="14.0.23810.0" Publisher="CN=Microsoft Corporation, O=Microsoft Corporation, L=Redmond, S=Washington, C=US" />
</Dependencies>
という感じになります(上記はVC14での例)。
簡単ですね。
一応。。。このブログエントリーを書くときに確認した範囲では、上記リンクより新しいバージョンはリリースされていませんでした。