Desktop Bridge の初手、Desktop App Converter(以下DAC) が正式リリースされました。
このコンバーターは、ごくごく簡単に説明すると
「既存のインストーラ(msi or exe形式)を、Appx 形式インストーラにコンバートする開発者用ツール」
です。
開発者用ツールなのでそれ相応の動作環境が必要になります。
が、ストアアプリ版 にはあまり細かいことが書かれていません。
Desktop App Converter Base Images のほうに細かい動作環境が出ていますので詳しくはそちらを見る必要があります。
いろいろ書いてありますが、ざっくりと書くと
「DAC の動作環境は、SLAT 対応のx64なCPU上で動くWindows 10(x64) Pro or Ent で、Hyper-V と コンテナを有効にでき、その時点で入手可能な BaseImages(wim)が提供されているビルド」
になります。
現地時間 9/14 公開の Base Images には、Anniversary Update(14393)、Insider Preview(14915 or 14926) の3種類のwimが公開されていますので、Anniversary Update 以上の環境を用意しておけばいいでしょう。
プレビューリリースなどはNGという大半の企業様環境でも、正式リリースの Anniversary Update で利用できるので、すべてリテールパッケージでそろえることができます。
コンバートは、サイレントインストールが可能で、コンバートする環境で動作するインストーラなら、exe でも msi でも利用できます。