-- Tao of Windows Installer Part 1 より --
基礎-Fundamentals-
原則3:よき事例の基準となる「Windows Logo」プログラムを活用しましょう
「Desined for Windows」ロゴプログラムは Windows で利用するために購入するソフトウェアやハードウェアに信頼性を付与するように設計されています。
ロゴ案件はあらゆるソフトウェアに、一貫した高品質なソフトウェアを提供できるようにするためにマイクロソフトにより設計された、基準となる案件として用意されています。そして、たとえ作成するアプリケーションがロゴプログラムには参加しないとしても、インストーラ作成のよき指針となるガイドラインとして活用することが出来ます。
インストーラのエンジンとして WindowsInstaller を利用するのであれば、ソフトウェアロゴの必要案件の多くが役に立つことでしょう。いくつかの規則を書きに記載おきます。詳細はロゴプログラムのウェブサイトにあります。
- システム ファイル保護機能で保護されているファイルの置き換えは行わないようにすること
- Windows の以前のバージョンからの移行
- 製造元固有ファイル以外のファイルを古いバージョンで上書きしないようにすること
- 不適切なリブートを行わないようにする
- デフォルトで Program Files フォルダにインストールすること
- サイド バイ サイド以外の共有ファイルは決められた場所にインストールすること
- [プログラムの追加と削除] プログラムを正しくサポートすること
- “All Users” のインストールをサポートする
- CD と DVD の Autorun をサポートする
--訳者による追記--
ロゴプログラムは、アプリケーションの作成にも非常に役立ちます。ロゴプログラムとして登録しない場合であっても、製品全体を通して活用することをお勧めします。