Hannibal Rising
ハンニバル・レクター博士を知らない人がいるだろうか?「レッドドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」で衝撃のドラマを魅せてくれたレクター博士。彼の若き日を描いたのが本書「ハンニバル・ライジング」だ。
残念ながら、まだ邦訳版は出版されていない。映画が日本では 2007年 GW に公開される予定だ。その前に邦訳版の小説が出版されるだろう。
時間制約のせいか、小説を映画化すると往々にして内容の厚みがなくなってしまう。残念ながらハンニバルシリーズもその範疇だが、アンソニー・ホプキンスのこれ以上ないハマり役に、ハンニバルシリーズは映画も非常に良いものとなっている。レクターはホプキンスのためにあり、ホプキンスはレクターのためにあったと言っても過言ではないだろう。
レクターの若き日を描く「ハンニバル・ライジング」は、いい意味でも悪い意味でもホプキンスの呪縛から遂に逃れると言ってもよいだろう。ホプキンス抜きのハンニバルシリーズはどうなるのか?そしてなんと、今作はハリス自身が映画の脚本を書いている。映画も今から楽しみである。