「わんくま大阪勉強会」に来られるような「コア」な方達でも「IronPython」の存在自体を知らないという方が多数であった。Windows では Python 自体がマイナーな言語なのかもしれない。
もちろん、彼等が勉強不足という事は決してない。IronPython の露出が非常に少ないのが原因だ。
現場に来ていた Microsoft の社員さん(名前を出して良いのか分からないので伏せる)に「何故 IronPython の露出をもっとしないのか」と訊くと、「Microsoft 自身も IronPython の方向性を決めかねている」といった旨の回答を頂いた。どうやら今年の夏あたりにバージョン 1 がリリースされる予定みたいなので、その辺りまでには IronPython の扱い方を決めて欲しいものだ。
IronPython は求められているのか?
セッション後に IronPython に対して好意的な意見を多く頂いた。(アンケートはまだ見ていない。忌憚ない意見が多くある事を期待している)
「まるで魔法を見ているようだった」と評した人もいたし、「おもちゃとしてすごく使えそうだ」と評した人もいた。概して否定的な意見はなかった。(本人に言わなかっただけかもしれないが)
IronPython は求められている。
ユーザーがもっと活発になれば、Microsoft は IronPython の可能性を信じ、進むべき方向を決めるだろう。もしかしたら、Visual IronPython なんて製品も出てくるかもしれない。(既に Visual Studio に取り込めるテンプレートは存在するし、Visual Studio でデバッグもできる)
IronPython の行く末を決めるのは我々ユーザーだ。
私は IronPython が動的型付言語である事などどうでもよいと思っている。IronPython が素晴らしいのはインタープリタ言語であるという事だ。(スクリプト言語は必ずしもインタープリタではないし、動的型付言語も然り)ソースコードから即実行という、これ以上ない手軽さ。C# や Visual Basic には決して真似できない。
.NET 対応言語で最も成功するインタープリタ言語は IronPython のはずだ。もっと Python のコードを書こうではないか!