上にスクロールするときは上に、下にスクロールするときは下に回すんだ…。
なんか、今まで当然のようにそうして来たはずなのに、今突然、違和感を覚えた。
いろいろ考えてみた末に、「動かないものは何か」という視点が原因だとわかった。
上にスクロールするときは上に、下にスクロールするときは下に。
この動かし方は、「動かないドキュメントに対するウィンドウの移動」だ。
ここで「ウィンドウ」とは、Windows アプリのウィンドウのことではなく、もっと広い意味で「のぞき窓」とでも解釈して欲しい。
大きな絵の上に、穴の開いた紙をかぶせる。絵は紙の穴から一部が見えるだけ。
全体を見ようと思ったら、かぶせた紙を上下左右に動かすことになる。
そういう操作だ。
絵が、スクロールして表示したい対象に、紙に開いた穴が、対象の一部しか表示できない、スクロールバーを備えた(狭義の)ウィンドウにあたる。
逆もある。
上にスクロールするときは下に、下にスクロールするときは上に回す操作。
この動かし方は、「動かないウィンドウに対するドキュメントの移動」だ。
先ほどの例で言えば、穴の開いた紙は動かさず、後ろにある絵を動かすことで全体を見ようとする操作に当たる。
ドキュメントの下の方を見たかったら、自分が動くのではなく、ドキュメントを上に送るという操作と言ってもいい。
さて、どっちが自然だろうか?
どうも、後者の方が自然なのではないかと、今は考えている。
だって、パソコンのモニタは動かないし、その中の(狭義の)ウィンドウも動かない。
なのにどうして、のぞき窓だけがぐりぐり動くんだろう?
なぁ、どう思う?