こんな素晴らしい手法があります。こんな素晴らしいソフトウェアがあります。これであなたのプロジェクトの生産性は劇的にアップ!
そういった文句が悪いとは言わないが、そろそろ聞き飽きてないか?
それが素晴らしいのはよくわかった。俺は野心的な(プログラマ|管理者)だから、是非とも試してみたいと思う。
けれど、現場はちょっと、そういうことが許される雰囲気じゃあない。
これから社内で新しいプロジェクトを立ち上げる予定があるなら幸せだ。
絶賛進行中のプロジェクトがあるなら、一段落つけてからのほうがいいかもしれない。
そうした節目のタイミングで、何か新しいことを試してみたい!
しかし、上司がああ言う、お客がこう言う。
いろいろなしがらみがあって、なかなか思い通りには行かないこともあるだろう。
そういう現場に、いかに新しい風を入れていくか。そういう技術もあっていいんじゃないか?
ひろえむさんが主催するオブ熱は、確かそんな面から、オブジェクト指向を現場に浸透させるにはどうすればいいか? みたいなことも課題だったと思う。
できれば、「何を導入するか」とは切り離した直交的な話題として、「どう導入するか」を語れるといい。
でも、なかなか難しいだろうから、個別の製品/テクノロジ/思想/アーキテクチャを例にとって、それが浸透しない現場をどう変えていったらいいかと言うディスカッションをするのは面白いんじゃないかと思う。
必要なのは、(転職するしかない程ではない、そこそこの)劣悪な職場環境を想定して、それを改善するという検討だ。
問題点を挙げ、それを解決するためのソリューションを考える。ここまでは従来行われてきた。
もう一歩踏み込んで、それを導入するためにどのような障壁があるのか、それを打ち崩すにはどうすればいいのかまで検討するわけだ。
大切なのは、ソリューションの導入障壁を挙げる際に「あるある!」という同意を得られること。これなくしては無意味だ。
ちなみに、そういうことをお題に俺が一席打つとかいう可能性は皆無なので。