つい先日、僕のドメインユーザーアカウントが壊れました。正月早々、頭上に落とし球が直撃したような衝撃的な出来事です。
そのおかげか、修復後には今までのプロファイルとは別に違うプロファイルが作成されてしまって、プロファイルの環境がめちゃくちゃになってしまいました。
そんな訳で
ユーザープロファイル
を修復する方法と、いろいろ調べた結果をまとめておくことにします。
ちなみに、以下を参考に実際に行う人は、自己責任でお願いします。何の保証もできませんので・・・
基本的な操作は、administrator 権限を持ったローカルマシンユーザーでログオンして行ってください。
まず、ユーザープロファイルに関する情報は、レジストリエディタから以下の場所を参照すれば何となく把握できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE \SOFTWARE \Microsoft \Windows NT \CurrentVersion \ProfileList
この中に格納されているフォルダ名は短いものと長いものがありますが、長い方のフォルダのみが対象です。
このフォルダの ProfileImagePath の値を見ると、お馴染みのフォルダのフルパスが記載されていると思います。
ここには、現在登録されているユーザーや、過去に一時的に登録して削除したユーザーのプロファイル情報が格納されていることがわかるかと思います。
ちなみに、エントリされているフォルダ名の最後が .bak となっているものは、何らかの問題が生じたために同一アカウントで新しくプロファイルを作りなおした時に、その時点の内容をバックアップとして記録したものです。
ここに記載されているフォルダは、エクスプローラーなどで削除することはできません。
逆に、削除したい場合は、ここから削除した後に再起動すれば削除できるようになります(権限などで削除できない問題は残りますが)
ここでレジストリエディタにてバックアップをとった後に .bak となっているフォルダや、既に使っていないユーザーなど不要なものを削除してしまうのがお勧めです(自己責任でお願いね)
また、この値を書き換えれば任意の場所にプロファイルをおけるのですが、いくつか注意点があります。
まず、削除したユーザーアカウントのプロファイルは、そのユーザーで次回ログオンした時に自動的に作られます。
作られるのは、既定のフォルダ(vista なら c:\users / xp なら document and settings だっけ?)の下になります。
フォルダ名は、ユーザー名が基本ですが、既に存在する場合は、以下のように存在しないフォルダを探して新たに作ります。
rti ←ユーザー名
rti.rti-PC ←ローカルマシン名かドメイン名が付与される
rti.rti-PC000 ←連番の初期値が付与される
rti.rti-PC001 ←1 つずつ加算される
これを念頭に置きながら、自動的に作成されたフォルダ名を使った方が無難です。
僕の場合、あまりに自由奔放に指定したためにログオン時にエラーに見舞われましたw
以前のプロファイルから移行する場合は、ユーザーの権限などを調整して新しいフォルダに移行します。
また、例えば保存場所を D ドライブにしたい時は、直接 D に書き換えれば大丈夫です。