来月の Windows Update 月例パッチで遂に IE7 が優先度の高い更新プログラムとして配布されますね。
ref. Internet Explorer 7 の自動更新による配布
で、企業などでのシステム要件だとかテスト環境だとかで IE6 環境を保持したい場合には、これを事前にブロックする設定が必要だと Microsoft は述べています。
この情報は大分前から発信されていますが、いよいよ残り 3 週間となったので、メモしておきたいと思います。
ブロックする方法として、Microsoft は 4 つの方法を提示しています。
下記のうちの 1 つまたは複数の対応が必要ですが、一番上の方法がベストかと。
- 自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit) をダウンロードして展開。
- 更新プログラム管理ソリューションを展開。(社内 LAN などで管理している管理者向け)
- ユーザーが各自のコンピュータでローカル管理者として実行しないようにする。
- 更新プログラムをインストールできることが自動更新から通知されたときに、Internet Explorer 7 のインストールを拒否する。
今回はテスト環境を残したいという理由なので、自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit) を使うのがもっとも適切ですね。
実際にダウンロードして使ってみました。自己解凍型の ZIP 書庫になっていて、実行すると下記のファイルが展開されます。
- IE70Blocker.adm
- グループポリシーで設定を行う場合に使うテンプレート。
- IE70Blocker.cmd
- コマンドラインから設定を行うためのバッチファイル。
- IE70BlockerHelp.htm
- このツールキットの使い方(英語)。
- IE70BlockerHelp-GPFilteringDialog.jpg
- IE70BlockerHelp.htm 内で使用されている画像ファイル。
ここでは、コマンドラインから設定します。なお、IE70Blocker.cmd ファイルをダブルクリックしても何もおこりません。(一瞬コマンドプロンプトが表示され、使い方が表示されますがすぐに消えます。)
使い方は簡単。コマンドプロンプトを開き、IE70Blocker.cmd のあるフォルダで下記のコマンドを入力し、Enter キーを押下するだけ。すぐに成否が画面に表示されます。
IE70Blocker.cmd /B
これを元に戻す(自動更新で IE7 のインストールを許可する)には、下記のコマンドを入力します。
IE70Blocker.cmd /U
ちなみに実行される内容はそれぞれ下記のとおりです。
ブロック設定時
REG ADD "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\7.0" /v DoNotAllowIE70 /t REG_DWORD /d 1 /f
ブロック解除時
REG DELETE "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\7.0" /v DoNotAllowIE70 /f
なお、.reg ファイルでやりたい方は下記をコピペして使っても構いません。σ(^^)のところで上記を実際に実行した結果からレジストリキーをエクスポートしたものです(Windows XP sp2)。
この DWORD 値を 0 にするか、このエントリがないときは自動更新で IE7 がインストールされます。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\7.0]
"DoNotAllowIE70"=dword:00000001
※上記内容については、Microsoft の情報をまとめたものであり、万が一、この文書が原因で何らかの不利益が発生したとしても、当方は一切の責任をとれませんので予めご了承ください。