先日、天上界から今回のプロジェクトに対する実装指針が舞い降りてまいりました。
一応、.NET 1.1 にて使用していたものを 2.0 用に改訂したもののようです。
実装の標準指針とコーディング規約とごくごくコアなライブラリが与えられ、システムの共通ライブラリなどはこちらが作る契約です。
以下、項目をピックアップ。
・MasterPage 禁止
→まあ、是が非でも使いたいものでもないし。
・テーマ、スキン禁止
→CSS 作ってあるからそれ使えとのこと。
・サンプルソースのコレクションがすべて ArrayList と Hashtable
→ジェネリクス使わせてもらえませんか?と確認
→なんか不思議な顔された(もしかして知らない??)
→こんなんですよーと軽く説明。
→持ち帰って検討します
・TableAdapter 禁止
・DataSource 系コントロール禁止
・DataGrid じゃなく GridView 使いましょう
→GridView の機能をちゃんと知った上でおっしゃってあそばしますか?
ここまでが、画面の実装標準。実はまだ序の口。
以下はコーディング規約より。
・パーシャルクラスは利用可、ただしちゃんとルールは決めてね
→あら、意外
・インターフェースを作らないこと
→え?共通ライブラリこっちで作るのにですか??
・プロパティを作らないこと
→開いた口に石膏流し込まれた気分。さすがに何かの間違いだと思いたい。
結局、1.1 → 2.0 になって変わったものは
・DataGrid じゃなくて GridView 使いましょう。
これだけ。
おいしい肉じゃがの作り方並みにこれだけ。
これ、一応世界にとどろく超巨大企業のシステムです。しかも全世界で利用される予定です。
保守的になるのはわからなくもないですが、2.0 でいくと決めたのはあなたがたなわけです。
とてもちゃんと調査されたように思えない。
一応、いくつか確認事項や「こうしたいんですけど、ダメっすか?」みたいなのは送ってもらいましたが、正直期待していません。
これで実装フェーズには、「.NET 2.0」と銘打って技術者を募集されるんです。
そしてわれわれは、入ってきた人にこの .NET Framework 1.11 のコーディング指針を説明しなきゃならないのです。
「こんなわじゃってねぇヤツが設計してんのかよ」って目で見られるんでしょうね。
そして、何より恐ろしいのがこれが実績となって、.NET 2.0 による開発の標準となって、残り続けるんじゃないかということ。