Ognacの雑感

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申請書は不親切

今話題の子供手当の申請用紙が来ました。
自治体によって形式が異なるとは思いますが。でも、申請案内が不親切。
送付する封筒が入っていたが、切手の欄は、受取人払いでなく、「切手を貼ってください」と書いてある。何円切手か書いていない。
しかも、定型より大きい封筒だったので80円なのが不安。

振り込み先の口座欄があるので、家内の口座を書いた。ところが、世帯主(私)の口座名と違うので、書類不備にされた。
・世帯主の口座に限定するなら、その旨を書いて欲しい。
・切手の貼り付けが必要なら、何円切手かを書いて欲しい
・適切な記入例を添付して欲しい。
と愚痴っていたら、老年者のバスのチケットなどの申請も、判りにくいらしい。
彼らは「書類に記入して役所に持って行っても、一回でOKになったことが無く、不備をしてきれ、何度か提出し直しさせられる。」と愚痴る
申請者の立場にたった、申請サンプルを作るのも、大事なガイドだと思うのだが。
申請形式を理解しない利用者に責があるのかなぁ。...お役所仕事な気もする。

投稿日時 : 2010年4月23日 1:34

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# re: 申請書は不親切 2010/04/23 4:14 れい

サボっていても首にはならず、
一生懸命仕事をしても給料はあがらず、
悪いことをしていないことの証明に大半の時間を割かれ、
客商売のノウハウを外部から導入することも禁じられ、
利益受給者がコストを払うべきという申請主義すらお役所仕事と批判される。

そんな職場です。
今まともに動いているだけでも関心すべきモラルの高さだと思いますよ。

申請書を郵送するそのコストですら、本来問題なのです。
手当を受けるのですから、サイズを調べて適切な切手くらいの負担は申請者がするべきでしょう。

証明書のサイズ・重さは人によって違うはずです。
切手の金額も役所にはわからない、ということがわからないOgnacさんでもないでしょう。

根回しを基本とする日本の行政スタイルと手当の成立の経緯を考えれば、
地方公共団体にサンプルを作る余裕などないのも想像できるはずです。
一体何人の人間が無給無休で働いたことか。

口座だって、子供を養育する人に払われる金なのですから、
主たる金銭負担者である世帯主に限定されるだろうことは想像できます。
(そうでない例外的な申請は、窓口で受けねば不正行為の穴となりますよね。

Web系企業などと違って、役所は電話での質問、窓口での質問を断れません。
疑問や書類の確認は窓口や電話で聞けば済むことではありませんか?

読み書きのできない人ですら書類を書くことを要求されるのに。

最高水準の義務教育をほぼ無料で国から貰える国民が、
申請書類の書き方がわからず、わからないのを人のせいにするのは恥ずかしい話だと私は思います。

# re: 申請書は不親切 2010/04/23 10:01 みきぬ

> 書類に記入して役所に持って行っても、一回でOKになったことが無く、不備をしてきれ、何度か提出し直しさせられる。

実は私、そのへんの申請で今までNGをくらったことがなかったりします。
それが当たり前だと思ってましたが、実は自慢していいレベルだったんですかね。

ところで、Webの入力フォームに入力して送信する手続きでは一発でOKになったことはほとんどないですよねー。
住所が入ってないとか、パスワードに無効な文字があるとか、よくわからないけど投稿できない(NGワードが紛れているからと後で知った)とか、何かしらの理由で弾かれてしまいます。
さて、これは何のせいでしょうかね。

# re: 申請書は不親切 2010/04/23 13:30 よねけん

申請書類を不備なく一発で通すのは結構な難易度ですね。
私の場合、石橋を叩きまくり&エスパー力を働かせまくりで記入するので、結果的に一発OKを勝ち取ることができていますが、いつも難易度高いなぁと思っています。

問合せするにしても、役所の営業時間=仕事中なので、
なかなか難しいですね。仕事の合間に電話などで連絡するにも、申請書類や提出書類が手元にないと話ができないような疑問となるので、仕事場では連絡しづらいですね。

記入例にしても例と自分の条件がマッチしている場合はよいですが、条件が違う場合は記入欄の意味と定義を相手の立場に立って読まないとわからないことが多いです。

役所の人にチェックをしてもらってるのに不備があることもありますしね。(それを持って役所が悪い、と言いたいわけではなく、申請のたぐいは多種多様なパターンがあって複雑ですよねということです)

> ・世帯主の口座に限定するなら、その旨を書いて欲しい。

これは書いておいて欲しいですよね。

> ・切手の貼り付けが必要なら、何円切手かを書いて欲しい

こちらは状況で変わる上、金銭絡みで(読者から見て)違ったことが書かれていたら揉めるので書けないでしょうね。
選択肢としては
(1) 切手をはらずに郵便局に持っていく
(2) 返送されると面倒なので少し多い目に貼っておく
のどちらかが落としどころでしょうか。

> ・適切な記入例を添付して欲しい。

これは努力して欲しいところではありますが、人によってパターンが様々なのでなかなか難しいでしょうね。
でも、代表的な2例くらいは載せて欲しいですね。
(2例なら1例よりも記入欄の意味づけを推測できる確率が上がると思うので)

> 申請形式を理解しない利用者に責があるのかなぁ。...お役所仕事な気もする。

双方の歩み寄りが必要だと思います。

# re: 申請書は不親切 2010/04/23 18:26 Jitta

子どもは妻の扶養に入っていて、妻が児童手当てを受けています。この場合も、世帯主である私のところに申請書が来ました。
確認してみると、「申請書をだすな」と。危うく出して、二重給付される所でした。
で、「早く申請書を出せ」という、案内が来るらしい(笑)止める措置はしたが、妻の誕生日を間違った(母と1日違いなのさ)。あ~あ。

# re: 申請書は不親切 2010/04/23 21:00 ognac

>証明書のサイズ・重さは人によって違うはずです。
申請用紙は固定で、投函用の封筒も固定です。切手代も固定と見てよいと思います。
切手代の受益者負担は、その旨を明記すれば、理解を得られることです。
 他の申請書では、役所負担のものもあった記憶があります。統一性がないですね。

明記がなければ、金銭の振り込み時の手数料は、先方持ちがデフォルトという大阪文化があります。
明記がなければ、自分に都合のよいように解釈するのは、仕方のないことでしょう。

>主たる金銭負担者である世帯主に限定されるだろうことは想像できます。
>申請書類の書き方がわからず、わからないのを人のせいにするのは恥ずかしい話だと私は思います。
れいさんの趣旨が擁護なのか否かが、解りにくいのですが、視点に差がありますね。

「世帯主限定」なのは予想がつくことですが、「予想がつくだろう」というので説明を省略するのは駄目だと考えます。
システム作成や運用での不具合に、「思い違い。誤解」があります。誤解を生じないように、諄く説明を付けておくべきではないでしょうか。
サラリーマンの中には、給与の振り込みを奥さんの口座にしいてる人もいます。
現役の就労者なら、申請書の性質を理解し、記入が可能ですが、非就労者や弱者にも一律に「申請書の性格を理解して記入せよ」というのは酷だと思うのです。

>書類に記入して役所に持って行っても、一回でOKになったことが無く、不備をしてきれ、何度か提出し直しさせられる。
親世代の老齢者から良く訊く話です。


>さて、これは何のせいでしょうかね。

エラーは、起こる前に可能な限り弾くべし....という姿勢と、起こってから対処するという姿勢で異なると思いますが、事前に防ぐ手立ては打つべきだと考えます。

HTMLという制約を理由に、入力のしにくさ、エラー回避を放置する傾向が感じられますね。
投稿NGワードなんて、経験しないと解らない。このブログにもあるようですが、把握してませんし....
画面を邪魔しないで、適切なガイドを表示する方法ってないのかなぁ。



>(2例なら1例よりも記入欄の意味づけを推測できる確率が上がると思うので)
ケーススタディのような記入例は欲しいですね。

>双方の歩み寄りが必要だと思います。
就労者には良いのでしょうが、老齢者や弱者に歩み寄れというのは抵抗があります。

>子どもは妻の扶養に入っていて、妻が児童手当てを受けています。この場合も、世帯主である私のところに申請書が来ました。
民間ならば、無効な顧客に対して、案内状を送るのは、ペナルティ的な失敗ですよね。

紛らわしい申請書や記入例が引き起こす、二度手間の工数ってどれくらいあるのだろう。
そういえば住民票や各種証明書の料金設定も根拠がみえないなぁ。

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