Ognacの雑感

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歴史は変わるの?

「歴史は刻々と変わる」という番組が時々あります。
(例として)鎌倉幕府成立は1192年と習いましたが、今は1180年から1221年と色々諸説あります。
史実が変わったり、新事実が発覚したわけでもないので、「鎌倉幕府成立時期は違っていた」と言われてもシックリきません。
1192年は征夷大将軍に任ぜられた年です。
確かに幕府組織はそれ以前から存在していたようですし、1180年に侍所を設置しています。
どちらも、昔から判明していた年です。ということは、単に幕府成立の定義が変わっただけなのでしょう。
室町幕府は1338年の征夷大将軍任官年から1336年の建武式目の年に変わったようです。
でも、江戸幕府は、1603年の征夷大将軍任官年に開始となっています。
日頃、ルールや処理の適用範囲に画一性を求めている目からすると、素直に「歴史は変わる」とは映りません。「定義が変わったから見え方が変わっただけだ」と映ります。
「幕府開始時期」を征夷大将軍任官年とするルールだと、一貫性があってスッキリするのに、鎌倉時代と室町幕府は違うというのは、定義の設定に矛盾感があります。
「過去の出来事の評価は、当時の文化・風習で評価すべきで、以降の価値観で評価しては駄目だ」というのは当然だと思うのです。
時代名称は、当時の呼称でなく以降の呼称を遡って適用しているように思えて、落ち着きません。
室町幕府の呼称は、3代義満の公邸の場所からきてますね。当時の呼称はどのようだったのだろう。当初は足利幕府と称していたのでしょうか。
文字文化の乏しかった古代以前は、当時の呼称は不明なので、適切な用語を決めるのは難しいと思います。
でも、縄文が付いているから縄文時代はまだしも、弥生町から発掘されたから弥生時代というのは、以前にも書きましたが、個人感覚として嫌。
現在、第二次世界大戦の日本対連合国戦を太平洋戦争と称してますが。これも後追いの呼称ですね。当時、日本は「大東亜戦争」と称してました。
後追いで、定義や呼称を変更すると、要らぬ混乱を招くことが多いので、当時の呼称があるなら継続使用するのが歴史的扱いだと思うのです。
後追い定義以前に記された文献は違う基準で記述されているので、訂正は不可能です。
命名する人の責任は重いということでしょうか。
メソッドやインターフェースを提供後に変更するのは御法度ですが、何か通じるモノを感じるのは職業病でしょうか。

投稿日時 : 2009年6月29日 0:14

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# re: 歴史は変わるの? 2009/06/29 1:27 choir

必要に応じてSYSNONYMを定義しているようなイメージが。

前漢、後漢、蜀漢、北漢…etc.

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/29 9:59 aetos

征夷大将軍は幕府を興した3人以外にもたくさんいます。なので、征夷大将軍任官と幕府成立は切り離して考えた方がいいんじゃないかと思います。
なお、「幕府」とは、かつては将軍の居所の呼び名であり、政庁のことではなかったようです。

大東亜戦争を太平洋戦争に改称させたのはGHQだそうですね。
おそらく、大東亜戦争という名称からは、アジアを欧米から解放し大東亜共栄圏を成立させるという目的が透けて見えるのに対し、太平洋戦争という名称からは、単に太平洋付近で行われた戦争という意味しか見えてきませんから、政治的意図を排除した名称にしたかったのでしょうね。

そういえば、キリスト教についても似たような話を先日読みましたね。
聖書というのはもとから一冊の本だったのではなく、様々な文献の寄せ集めなわけですが、そのうち、どれを聖書とし、どれを聖書としないかという基準が、宗派はもちろん時代によっても結構バラバラらしいです。

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/29 16:54 aetos

あと、黒の歴史は改竄を決して許さないのです。
書の真理がご理解頂けましたか?

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/29 19:09 Ognac

>前漢、後漢、蜀漢、北漢
前漢時代の人は、自分が「前漢時代の人間だ」と意識できない矛盾が生じますね。
足利尊氏は自分が開いた幕府を「室町幕府」と呼称されるのはきっと喜んでないと想像します。

>かつては将軍の居所の呼び名
{征夷大将軍が陣中で幕を張った中で政務を執った事}という説もあるようで、決まってないようですね。学者によって違うのかしら。

>聖書というのはもとから一冊の本だったのではなく、様々な文献の寄せ集めなわけですが、
一神教のはずが、多神教の伝説が混ざっていると言う人もいますね。論理の一貫性も欠けると言う人もいますし、理解できない分野です。

>書の真理がご理解頂けましたか?
??? 意味が掴めません????

初代や開設者の意思とは違う所で命名されるのは、納得しにくいです。
でも歴史用語は過去に遡って命名することが多いですね。
前九年の役や百年戦争なども、当時はどのように呼称していたのでしょうね。

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/29 23:16 Pasie.

 幕府開幕なんてどうでもいい。とりあえず特徴として、3幕府とも征夷大将軍を頂点とした武家政権、といったところは一致しているんだから、初代が征夷大将軍任官した年でいいじゃないか、という気がする。学問としていろいろ説を唱えあうのはよいのですが、論争のさなか結論が出ていない時に、一般向けの定説を変更するのは愚の骨頂ではないかと思うわけです。個人的には天皇の国事行為に依ってないってことを言いたいがためにねじ曲げている気もするんですけどね。要は政治的活動ではないのかという邪推です。

>初代や開設者の意思とは違う所で命名されるのは、納得しにくいです
 常に「さあやるぞ」といって行うわけではないですからね。結果として、あのときが分岐点だったなあ、と思うことがあるのと一緒ではないかと。バブル景気なんかも良い例。
バブル景気の最中、あの景気がなんと呼ばれていたか覚えていますか?

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/30 0:44 Ognac

>一般向けの定説を変更するのは愚の骨頂ではないかと思うわけです。
同意。ペナントレースの途中でルールを変えられたような感じがします。

>バブル景気の最中、あの景気がなんと呼ばれていたか覚えていますか?
この突っ込みは鋭いですね。当時はその状況が当たり前の状況なので無名ですね。
無名な状態だから後日、表現上の都合で命名するのは理解できます。
自由民権運動や大正デモクラシーなどの現象は後日命名するしかないのでしょうね。

前述した前九年の役は 12年戦争の前半の9年を指しますが、当初は匿名だったでしょうからOKなのかなと。
足利尊氏は幕府を開いた時は、「足利幕府」と認識していたと思うのです。それを孫の居所から「室町幕府」の創始者とされるのは、気に召さないと想像します。

当初から名前が付いている場合は、後日名前を変えるのが引っかかります。
カルタは紙切れのカードから来ているらしいですが、「カルタ」というゲーム名になっています。
これを間違っているから、名称変更を強要されると混乱しそう.....(例として不適当ですが。)

我々が商売にしているComputerは Personal Computer(PC)と称してますが、黎明期は 「マイコン」と称してました。
その当時の文化は「マイコン」文化です。
でも、現在の表現では、黎明期の製品も「PC」と称されます。
 リアルで経験した身には、 「マイコン」と「PC」は「別物だ、一緒にするな」と言いたくなるのです。

まぁ、言葉遊びになるのでしょうが、言葉の定義や適用する人は、重責だと思うのです。

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/30 9:48 aetos

> 多神教の伝説が混ざっていると言う人もいますね。

クリスマスでしたっけ。
実はキリストの誕生日ではなく、もとは土着宗教の冬至の祭りだったとか。

> ??? 意味が掴めません????

気にしない。

> 「マイコン」と「PC」は「別物だ、一緒にするな」

「Mac」と「PC」は「別物だ、一緒にするな」とは今も言われますけどね。

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/30 19:08 Ognac

>「Mac」と「PC」は「別物だ、一緒にするな」とは今も言われますけどね。
Machintosh Apple II Lisa みな違う..........今の人からみれば、皆Macか。
ということは、初期現象の差違や、名称に拘るのはリアル体験した人たちだけが騒いでいるだけなのかも。
後付名称が強いのかなぁ。

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/30 23:02 Pasie.

 というか、少なくとも歴史の言い換えについてはなんらかの政治思想が働いているのじゃないかと思います。幕府開幕しかり前九年の「役」(*1)しかり、支那事変しかり、大東亜戦争しかり…
 動機や正確さはともかく、普及させた者勝ちなのはITの世界となんら変わりませんな…


(*1)「役」とするのはかわいそうだから「合戦」にしよーぜ、と唱える人がいるらしい。

# re: 歴史は変わるの? 2009/06/30 23:07 Pasie.

あ、ちなみに
 前九年の役 1051年~1062年 (←奥州十二年合戦)
 後三年の役 1083年~1087年
です。

# re: 歴史は変わるの? 2009/07/01 0:20 Ognac

>前九年の役 1051年~1062年 (←奥州十二年合戦)
>後三年の役 1083年~1087年


「奥州合戦」、「奥州十二年合戦」....知りませんでした。くぐってみると
途切れた期間をあせた説や、前半の12年云々と諸説ありますね。
12年から9年引いて 後三年にしたとか、もうワケワカの世界。
別の「奥州合戦」==「文治5年(1189年)7月から9月にかけて、鎌倉政権と奥州藤原氏との間」
というのがありました。
 同名を付けられると混乱するばかりです。

歴史は、勝者に都合の良いように書き換えられるのは宿命でしょうね。
時代考証の難しさがありますね。
歴史物語や時代劇で当時の登場人物が、後日命名された用語を使うのは、納得できません。
足利尊氏が「余は此処に室町幕府を開幕する」と宣言するのは、矛盾しますしね。<= しつこい!!

# re: 歴史は変わるの? 2009/07/01 20:45 Pasie.

 私も言われるまで気にしていませんでしたが、三人は三人とも幕府開幕という意識はなかったんじゃないですかね。武家の頭領=征夷大将軍、も実はあまりこだわっていなかったのかも知れませんし。(信長、秀吉が将軍職に就いていないことなどからそう見える。あくまでシステムを作ることが問題であって、使用言語は問題じゃないんだよ、みたいな-_-;)
 よって幕府について当時の呼び方で呼ぶのは難しいのでは?と思えます。あえて言うなら政権(六波羅政権/鎌倉政権/足利政権/徳川政権)か? より正確な気はしますが、なんか違うんじゃ?って気もします。

>歴史物語や時代劇で
 ああ、そういう話?
 だったら、上様(暴れん坊将軍)の背景が姫路城である件については断固抗議しないと!!(笑

# re: 歴史は変わるの? 2009/07/01 22:29 Ognac

>あえて言うなら政権(六波羅政権/鎌倉政権/足利政権/徳川政権)か? 
そう考えると、呼称というのは難しいですね。

(頂いたコメントによると) 戦後GHQが、「大東亜戦争」を「太平洋戦争」と言い換えたので、
「太平洋戦争勃発」という表現は、不適切で「大東亜戦争勃発」としなければならない?
当時の用語を封印するのは言葉狩りにも通じそうで、
 適切な用法はないのかも知れませんね。俗称で表現するのが無難なのか....と安易な方に逃げる...orz;

# モンクレール cezanne 2012/10/19 5:53 http://www.monclerdownoutlets.org/

カッコいい!興味をそそりますね(^m^)

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