Ognacの雑感

木漏れ日々

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ギャラリ

2009年6月29日

歴史は変わるの?

「歴史は刻々と変わる」という番組が時々あります。
(例として)鎌倉幕府成立は1192年と習いましたが、今は1180年から1221年と色々諸説あります。
史実が変わったり、新事実が発覚したわけでもないので、「鎌倉幕府成立時期は違っていた」と言われてもシックリきません。
1192年は征夷大将軍に任ぜられた年です。
確かに幕府組織はそれ以前から存在していたようですし、1180年に侍所を設置しています。
どちらも、昔から判明していた年です。ということは、単に幕府成立の定義が変わっただけなのでしょう。
室町幕府は1338年の征夷大将軍任官年から1336年の建武式目の年に変わったようです。
でも、江戸幕府は、1603年の征夷大将軍任官年に開始となっています。
日頃、ルールや処理の適用範囲に画一性を求めている目からすると、素直に「歴史は変わる」とは映りません。「定義が変わったから見え方が変わっただけだ」と映ります。
「幕府開始時期」を征夷大将軍任官年とするルールだと、一貫性があってスッキリするのに、鎌倉時代と室町幕府は違うというのは、定義の設定に矛盾感があります。
「過去の出来事の評価は、当時の文化・風習で評価すべきで、以降の価値観で評価しては駄目だ」というのは当然だと思うのです。
時代名称は、当時の呼称でなく以降の呼称を遡って適用しているように思えて、落ち着きません。
室町幕府の呼称は、3代義満の公邸の場所からきてますね。当時の呼称はどのようだったのだろう。当初は足利幕府と称していたのでしょうか。
文字文化の乏しかった古代以前は、当時の呼称は不明なので、適切な用語を決めるのは難しいと思います。
でも、縄文が付いているから縄文時代はまだしも、弥生町から発掘されたから弥生時代というのは、以前にも書きましたが、個人感覚として嫌。
現在、第二次世界大戦の日本対連合国戦を太平洋戦争と称してますが。これも後追いの呼称ですね。当時、日本は「大東亜戦争」と称してました。
後追いで、定義や呼称を変更すると、要らぬ混乱を招くことが多いので、当時の呼称があるなら継続使用するのが歴史的扱いだと思うのです。
後追い定義以前に記された文献は違う基準で記述されているので、訂正は不可能です。
命名する人の責任は重いということでしょうか。
メソッドやインターフェースを提供後に変更するのは御法度ですが、何か通じるモノを感じるのは職業病でしょうか。

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