Ognacの雑感

木漏れ日々

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大坂と大阪

大阪は明治未満(明治含まず)は大坂でした。
『摂葉落穂集』(文化5年)には、坂は不吉な文字として忌み嫌う人がいたことが書かれているので、「坂」という字を嫌われていたようです。
廃藩置県の時に、土に返るのを忌みって阪の字に変えたと雑学本には書かれています。
 それなら、文化時代に地名を変えても良いはずで、なぜ明治初期に変えたのかが引っかかってました。
先日読んだ本「漢字は日本語」(小駒勝美著)には坂が阪になったのは「説文解字」に起因するとあります。
「説文解字」は字形の元(活字の元)になるもので、そこに掲載されているものを本字としたようです。そこには、「坂」はなく「阪」しか無かったらしい。「阪」と「坂」は同一文字の異形だそうです。
「斉藤さん」と「斎藤さん」の字は略字関係でく、別の字だそうです。しかし、少なくない人は略字だと認識してるようです。
嶋と島と嶋は同じ、峰と峯も同じ。漢字の旁や偏の位置関係は関係なく、上下左右どこにつけても、意味は同一というルールだつたようです。それが、この字が正しくて、この字が間違っていると人為的に区別しただけのようです。
「御璽」の難しい、璽が常用/当用漢字で、「猫」が含まれていないかなど、裏話も説得力があります。
利便性よりも、憲法に書かれている字が常用/当用漢字に含まれていないのは「問題だ」と認識したようです。おかしな話です。
 この書では言及してませんが、画数もいい加減なところがあって、新字と旧字と略字で画数が変わったり1画省略しただけの字とかがあるので、画数判断は意味が薄れることが読み取れます。
 新旧JIS漢字問題・Vista漢字問題にも言及しているので、一読の価値ありと感じました。
 雑学本は面白いので良く購入するのでずが、根拠まで踏み込んでないが残念です。項目が多いので無理なのでしょうね。
追求すると未知の世界への入れるので、海里図として読んでます。

投稿日時 : 2008年8月17日 2:02

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