開発標準の重要な事項にネーミングルールがあります。といっても、何桁構成で頭はi始まりとかいうレベルでなく、ネーミング視点の話です。
VSSなどのドキュメント管理ツールではにCheckIn/Outという用語を使います。これは、ドキュメントライブラリーからみて、出し入れを言います。自分のところに持ってくるのだからで引き出しだすのがCheckInだと錯覚する人がいまだにいます。
RDBからデータを取得し、データインスタンスに取り込むプログラムで
Class.method は get_顧客行() となってます。
その中で呼ぶストアード名が sp_Set_顧客行() となってました。
バグってるやん、と追跡すると、 sp_Set_顧客行() は select * from xxx where xxx となっている。
確かに、仕様通りに走る、違和感一杯。
なんで、sp_Set_顧客行() という名前? 問い合わせると、
このストアードはデータを取得して、相手のデータクラスのメンバにセットするので sp_Set_顧客行にしました。データクラスがアプリケーションの主体だから、命名規則の視点はそこを基準にするべきだ。とのこと。
確かに、命名するときの視点は固定にすべきだと主張してます。しかしこれは間違っている。ストアードだから、RDB視点で命名しないと一貫性が崩れます。視点固定ルールにそぐわない事象に直面すれば、「なんか変」と感じて欲しいものです。
以前に書いた「命名のルールと視点 」http://blogs.wankuma.com/ognac/archive/2008/04/16/133279.aspx と被るのですが、
極東や中近東という言葉があります。これは、日本周辺や、イランイラク周辺を意味しますが、変な用語です。 日本視点でないので、読む時に引っ掛かります。
西洋からみて、東に位置するから中近東(near East/ middle East)であり、最も東の端だから極東(far East)です。これを直訳しただけなんですが、日本視点の用語になってません。日本語で文章を構築するときは、日本視点の用語で統一すると読み易いですが、視点がプレると読みにくいてす。
上越新幹線と上越市と上越地方は無関係です。これもネーミング視点の不統一が生んだややこしさでしょう。
上越新幹線は上越市を通過しません。上野国と越後国を結んでいるところに由来し、上越地区とは無関係てす。
福岡県に京都郡があり、北海道に北広島があるように、地名の由来は、柵があり、ルール化はできませんし、Renameもできません。しかし。合併などで、新しい地名をつけるときや、新しい用語を作るときは、一定した視点でユニークな名前を付けて欲しいものです。 東京都xxxx保険組合保養所 を見たとき、戸惑いました、京都地場の東-京都xxx会社の保養所でした。
統一すれば、楽なのになぁと思うのです。しかし。
聖書などによくでてくるペテロは peterのことだし、ベネチアはペニスのことだし、(別物と思っている人もたまにいますが)
切手と小切手、にっぽんとにほん、貯金と預金、振込と振替.....類似語を的確に無意識に使い分けている日本人の言語感覚って素晴らしいなぁと思うのです。
なおさら、新語を作る人は気を配って欲しいと思います。