仕様書などでは複数解釈可能な表現は避けます。多くの人の解釈が同一にならなければ、仕事遂行に支障がでます。
法律の適用もそうあって欲しいです。法の解釈が立場や人によって異なる事に違和感を感じるのは私だけでしょうか。(解釈の余地を残して運用でカバーするという、賢い方法なのかも知れませんが)
半月ほど前に、遭遇した事故の示談成立し、修理に出すことができました。
1994年登録車で部品のストックがないとの事で、中古車から引き剥がすそうです。これはこれで、不合理感があるのですが、今回は触れません。
事故の顛末は、信号付きの交差点で、青信号で南北に進行しているのが私です。中心点に差し掛かる直前に(東西の)右から来る車と接触しました。当方はパンパーとウインカーの破損、先方は左後部ドアの破損でした。幸いなことに人身事故には至りませんでした。 信号は青なのを確信してましたので、何で右から車が来るの? と一瞬考えたことはハッキリ覚えてます。ありふれた事故なのかもしれませんがこのケースは初めてでした。
交通事故の過失割合は、追突や停車車両にぶつかった時は0:100 だが、双方が動いているときは、「ぶつけられた方も前方注意違反や車間距離維持違反などが最低限つくので、10:90とか20:80になる」...と巷で言われてます。私も無意識に信じてました。
警官は、「信号無視したほうに過失があるが、信号無視を立件するのは難しい、示談のほうが良い。 青信号は"進め"ではなく"進んでもよい"である。あなたは、前方注意しながら直進する義務がある」と注意されました。
巷で言われている通り「10から20%は私に非があるんだ」と納得しました。
10%の過失割合って微妙なところなんですね。保険は割引率が60引の契約なので、保険を使うと次回から料率があがります。負担額が数万円の時は保険を使わないほうが得になるケースがあります。使うか否か悩みました。いずれにしても、一報だけはしておこうと、連絡を入れました。
ところが、保険屋さんからは「信号無視車が一方的に悪い。0:100の事案だ。なぜ貴方は20%の過失を認めたのか。」と説教されました。
「それじゃ任せるよ」と言ったところ、数日後「0:100 で示談成立した」と連絡がありました。
私には都合のよい結果(当方の保険は使わずに済んだ)なのですが、巷で言われている話や警官の言っていたことと違う結果になったことに少し落ち着かない感が残りました。
保険屋さんの交渉で 0:100 になったのでしょうが、事故(一般的な事故も)の過失割合が、声の大きい人や交渉上手な人、弁護戦術のうまい弁護士を雇える人が有利になるというのは法の元に平等ということに反する気がします。民事訴訟の場合は解釈や認識の差があるので差異がでるのでしょうが、物損や刑事事件などは、破損という事実で公平に裁かれるほうがすっきりすると思います。
それにしても昨今の車のバンパーは車体一体型なので、一部が破損すると全体の付け替えになります。これも変なことだと思うのですが、長くなりますので後日のエントリーで。