先日、井沢元彦氏の逆説日本史を頂きました。(ありがとうございました)読みかけてます。
氏の歴史書は学者と違った切り口で分析しているので、面白いです。
随分前に、氏の著作で「言霊」関係の本を読んで、日本人の潜在意識のなかに刷り込まれた思想って厄介だなぁと感じたものです。
言霊感などが誰に教わるでもないのに、潜在意識(先入観)になっているは社会の土壌がそうなっているんでしょうね。
氏はマスコミ出身なのか、反体制派に立つあまり、体制派を否定する文章になりがちでこれに反感を感じる人がいるそうです。(彼ほど、既存の歴史業界を否定してしまうのは行き過ぎ感がするのですが)
しかし、氏くらいの立脚基盤を築ければ、相手を堂々と否定できるので羨ましく感じるものです。
歴史事実はなにが正解なのかは知る由もありません。知っている事は教科書やマスコミ、出版物からの知識でしかありません。間違っている部分もあるのでしょう。教科書や大手出版社の本、高名な人の本だからという理由で信ずることもできません。
だから氏の主張が正しいのか間違っているのかはわかりません。といって氏の主張全てを否定することも出来ないはずです。
同じように既存の学者界を批判している豊田有恒氏はSF作家を標榜しているせいか井沢氏ほど批判はされてません。二人の差は、文章の書き方の差なんでしょうね。文章は気を付けねば。
最近の世間の論調は○×しか認識できないようで、全部正しいか全部間違っているか二者択一になっているのが気に入らないです。程よい妥協が大事です。
亀田親子を持ち上げ、落として食い物にした一件でマスコミの本性を感じました。(以前からも感じてましたが)戦争は悪と主張している新聞が戦時中は賞賛記事を書いてたのも忘れません。
だからこそ、氏のような切り口の本は価値があると思うのです。
業務分析やObject設計するときも、目に見える要素で因数分解する例は多いですが、図形問題を解くとき、無関係に見える補助線を引くとすんなり解けるように、無関係に見えるインターフェースを定義し、それを継承すると、無関係に見えたObjectに結合関係が生じて、丸く収まることがあります。
このように、多様な切り口ができる姿勢や受け入れが大事だと思うのです。
振りかえって、我が身を見れば、上流工程に矛盾や無謀があっても、長いものに巻かれたり、背面服従であったり、して保身に走りがちです。反省反省反省反省反省..orz;
参考)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/3770/
http://homepage3.nifty.com/osuzume/izawa/index.htm