ソースの権利はどこにある
元ネタ: http://www.atmarkit.co.jp/bbs/phpBB/viewtopic.php?mode=viewtopic&topic=38229&forum=7&start=0
「開発したソースを解読されることの是非」の論点が違う展開になってそれなりに面白がっていました。
似た経験を思い出したので記してみます。
業務アプリでは、ソース自体に著作権などの意味は薄く、業務設計書に権利が埋まっていると考えています。(法的には違うかも知れませんが)
ソースは業務設計書を具現化したもので、独自性が入り込むことは少ないと思うのです。
UIとかDBアクセスの部分も核はMSなりベンダーが作成したミドルパーツを使っているのでプログラマの独自性は?です。
第三者が逆コンパイルしたり逆アセンブルして得る情報は、プログラム技術よりも業務ロジックが目的である気がするのです。
それは犯罪的なスパイ行為の匂いもしますが、開発者レベルの域を超えています。それが嫌なら、.net.Framework/Javaで作るな..となります。
ネイティブコンパイルしても其れなりに解読する人々もいますので完璧な防御にはなりませんが。
パッケージ作成者にとっては重要な問題で、解読されることはアイデアを取られることですから、防御策を講じてますね。それでもある程度解析されるのは覚悟しているように思えます。
パッケージ物( フリー/シェアーウェア含む)で完結していれば、アイデアとソースはその人に帰属するので権利主張するのは当然です。
しかし、受託開発/請負開発(まして派遣先での開発)の場合は権利は発注側にある事は共通認識であると考えていました。
それゆえに、受託開発者が、顧客にソースを納品しない..との意見を聞き、 「業務ソースは速度より可読性が第一で、第三者が保守することを前提として作成する」という世界の私には違和感一杯です。
以前、お隣の大国の人と仕事をしたとき、その人は同じような発想をしてました。仕事の種類は、プログラム仕様書からプログラムを作成する事だったのですが、退職時に「プログラムを作ったのは俺だから、使い続けるなら対価を請求する権利がある。」と騒ぎだして、モメてました。
偽ディズニーランドなど著作権の意識が異なる文化だからかな? と思ってたのですが、重なるものを感じました。
それと、気になったのは1円落札の話と携帯の0円販売の話です。
安く契約して保守でボッタクル... 倫理的には不満で賛同しないですが、経営形態としては有り得るのかなと思ってます。(プリンタ/コピー等は消耗品で収益を上げているように)
(それの皺寄せを開発現場に持ち込みモチベーションに影響しないような評価面の考慮が前提ですが)..
携帯の0円販売は同類にみえますが、携帯ショップにはマージンが落ちるようになっていて、メーカーは広告費と認識しているようで、収支的に引き合うようです。
著作権と意匠権がイマイチ不明確なので断言できないのですが、建築物の設計書の権利は設計事務所にあっても、意匠権は発注主にあると思うのです。
設計事務所が無断で類似の建物を他の場所に建設したら、問題でしょ。法律以前の倫理として。