在庫数管理は厄介 .1.返品の扱い
(在庫管理ではありません)
物が動く業務では、販売管理/生産管理を問わず在庫管理を伴うでしょう。
在庫数の補足に絞って考えてみます。
入門書的に書くと
仕入の発生で 現在の在庫数 = 現在の在庫数 + 仕入れた数
売上の発生で 現在の在庫数 = 現在の在庫数 - 販売した数
返品の発生で 現在の在庫数 = 現在の在庫数 + 返品された数
となります。(単純化するために,引当/取置/倉庫移動/配送待ちなどの状態は考えません)
ERPパッケージでもこの範囲の処理で完結しているケースもあります。
実業務では当てはまらないケースも多々有ります。汎用パッケージを称するなら考慮して欲しいなと思うことも幾つかあります。そのうちの一つが返品処理があります。
返品処理は ,赤伝処理で売上げはマイナス,製品は-出荷つまり,受入処理で終わっています。
この前提条件として 「.返品された物は,新品と同等に再販が可能」という暗黙知があります。
そうではない業種もあるわけで、パッケージ提案時には考慮したい所です。
売上額の経理上の辻褄は合うのですが、在庫管理上、不具合になることがあります。
返品物が破損したりしていた時は再販できません。
食堂などでウェイターが客注文を間違えた場合、差し戻されると返品/交換になりますが、再販できませんよね。(一部再販している店もあるかww)
この場合売上げの赤伝処理して、在庫は減らしたままにすると、在庫資産との辻褄が合わなくなったりします。損失処理か事故処理をするなどの処置が要ります。
新品として再販はできなくても、新古品として別商品として販売することも有り得ます。
その場合は中古品の仕入で対処すると起こすと、仕入計上をどうするかという問題が残ります。
「ユーザーの経理担当者との調整が必要なので、個別処理となる。従ってパッケージ化できない」と言われた事があるのです。パターン化すれば数種類のパターンに落ち着くと思うのです。
業務処理を継承するシステム開発すればスッキりできそうな気がしています。作ってみようかな。