度量衡は歴史上において非常に重要な意味を持ちます。
日本でも昔から各地域で使われていた度量衡は微妙にばらばらで、同じ一升枡の意味が違うのですから通商には不便極まりありません。
日本では1582年からの太閤検地で、長さ、面積、容積について統一が図られたと言われていますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%96%A4%E6%A4%9C%E5%9C%B0
ただし実際には江戸時代にまで掛けて統一されていったと言うのが適当なようです。
通貨は東西で金と銀を使っていたのはご承知の通りで、両替商とかそういったものを耳にしたことがありますよね?
大坂から江戸にお金を送るときも、そのまま銀貨などを送っていては(鉱物ですから)大変です。なので手形などの形でお金を向うでもらえる権利などにかえるなどのようになり今の銀行のようになっていきました。
http://money.goo.ne.jp/column/story/index0606.html
ちなみにここでも書かれていますが、銀貨は秤量貨幣(重さ=価値)でした。
1786年南鐐二朱銀の発行により、秤量貨幣も計数貨幣(いくら?ってのが重さなどによらない)になっていきますが、本当の意味での通貨統一は明治時代の円を待たなければいけません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E9%90%90%E4%BA%8C%E6%9C%B1%E9%8A%80
さてここまでは前振り。
普段使っている、リットル、グラム、メートル、アールなどの単位はいつ出来たかご存じですか?
http://www5a.biglobe.ne.jp/~french/event/t-metre.html
http://www5a.biglobe.ne.jp/~french/event/t.html
1791年にアンシャンレジームの排除なども目的として度量衡をすべて変更する決定を行ってしまいます。
ちなみに革命の開始は1789年(としておきます)
お金の単位は1795年にそれまで複雑に入り交じっていたエキュやリーブルに変わって、フラン、ドゥシーム、サンチームという単位を制定します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3
2002年にEUのユーロに変わるまで革命時に制定した制度を使っていたことになります。
ちなみにアッシニアという貨幣(というと語弊がある)も使われていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%A2
アッシニアは、旧体制が保持していた土地や資産を全国民に売り払う事を約束した債権で、土地建物の担保がある事が前提のはずでしたがお金のない革命政府が無尽蔵に刷ってしまったために経済混乱の元になりました。
まだまだ世界経済や金本位制などが確立していない時期に、性急な通貨や制度の変更がどのように影響するかなどを通してもフランス革命を見ていきたいですね。