itmedia:ジャスト「一太郎」の販売中止を命じる 松下アイコン訴訟で判決http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/01/news052.html
itmedia:「一太郎」判決の衝撃
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/02/news080.html
判決速報
H17. 2. 1 東京地裁 平成16(ワ)16732 特許権 民事訴訟事件
http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/c617a99bb925a29449256795007fb7d1/79b15c35c791549249256f9b0023169e?OpenDocument
第一報を聞いたときには、「まさか」と思った。そして、マイクロソフトはやっぱり非係争条項を今も続けておくべきだし、あってよかったとも思った。
この問題自身の解説はitmediaを見れば明らかなのであえて振れないが、争点にだけ意見を述べておきたい。
[?]はアイコンではないが[?マウス]マークはアイコンだという判断が理解できない。
判決文より
しかし,たとえ,ヘルプ表示プログラム等がWindowsの機能であったとしても,被告製品がそのWindowsの機能を呼び出すように作られていない限り,別紙イ号物件目録及びロ号物件目録記載の機能が実現されることはあり得ない。すなわち,同物件目録の表示画面自体が,被告製品をインストールしていないパソコンでは現れることがないのであり,その表示画面で実現される同物件目録記載の機能は,被告製品をインストールすることにより初めてパソコンに出現するのである。
この判決文自体が矛盾に満ちていて、一太郎をインストールしないと一太郎のヘルプモードが再現できないのとWindowsの機能であると言う事にはなんら関係が無い。
Windowsの機能を実現しているのであれば、ジャストシステムには瑕疵はなくMicrosoftとも契約があるのであれば松下にはその特許を主張する権利が無いのではないか?
進歩性が本当にあるのか?
これに勝訴することによって松下は何を得るのか?ただ微々たる金員を取得したところで松下に何かメリットがあるのか?
理解できないことが多い判決だ。
今後の展開
おそらく上級審で覆るとの大勢の見方はおそらく正しいと思うが、どういう理由で覆るのかによっては今後まだまだ影響がある。
マイクロソフトの非係争条項が非競争的と判断された場合にはこの条項自体が無効になるが、その際に松下はマイクロソフトに対して、この特許を売るのか、ライセンスするのか、提訴するのか?
ジャストシステムを救うのは誰か?
マイクロソフトはこの事実を知っていたのか・・・
石野さんのところ
http://www.ailight.jp/blog/ishino/archive/2005/02/01/4079.aspx
2月3日付・読売社説(1)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050202ig90.htm
読売しかとって無いので、読売の社説しか解説できませんが、まったく論点を把握していない。
Linuxを絡める余地はなくただ議論を拡散させているだけだ。
>パソコンのソフトは、違う会社の製品でも操作性が似た例が多い。他社の機能でも、ライバル社はすぐに取り込む。今回の判決は、こうした開発姿勢がリスクを伴うことを示している。
ではなく、Microsoftのガイドラインに沿って開発すると出来るだけ取り込むべき機能として存在しているのであって開発姿勢事態の捉え方が間違っている。
新聞社の社説や、記事はこういったコンピュータ関連の記事になると明らかに間違いや、論点のぼやかし(理解できていないからぶれているだけ?)などが多くなる。
是非発奮してもらいたい。