Mr.Tです、こんにちは。
自閉症の人数について、5/10わんくま勉強会でセッションの中でも触れましたが、自閉症の人が増えているかどうかについての
情報を一つ例示しておきます。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~yamabiko/dr_toukou2.htm
ここでは、発症率と有病率という言い方をしていますね。
発症率は、一定期間に病気が発生する率、有病率は、特定集団の中で発症した人の率、ということになります。
なるほどと思うのが、転居などで、発症率というのは変化するため、実際に増えているのかどうかはわからない、という点ですね。
リンク先にもありますが、検査方法がきちんとした専門家で行われているか、というのは非常にネックになる点でしょう。
集計を行う上ではデータ数が必要になるわけですが、それを判定する上で専門家での正しい目がないと、データとして非常に粗い目で
とりあげたものでしかありません。
また、増えているという印象があるのは、自閉症やアスペルガーが以前よりも知れ渡ったことにより、診断を受ける対象の子供が
増えたことも原因ではないかと思われます。
さらに、自閉症が「親のせいではない」ということで、診断に対する意識が高まったという部分はあるようにも感じられます。
話は少しずれますが、まだ自閉症についての認知度も低かったときには、それという知識も持たずに育てられ、なにか他人と違うという認識を持ちつつも
障害のない人と同様の道筋を強いられてきたということはあるのだと思います。
昔はまだ「ちょっとへんなやつ」とかでくくられていただけなのかもしれませんが、それは今となっては慰めにもなりません。
昔はそういうことは、おおらかに受け止めていたなんて思っているのであれば、それは間違いです。
彼らはきちんと彼らの本質を受け止められていないがために、困難な道を歩まされてきたはずです。障害であることを認められないのは、
障害者たち本人ではなく、まわりにいる私たちである、という認識を持つべきではないかと思っています。