Hyper-V Rc0の検証
検証ゲストOS、パターン
Winodws2008Ent x64 (BetaよりVHDを移行 ,新規インストール)
WindowsVistaEE with sp1 x86 (SPなし、SP1)
WindowsXP with sp3 rc x86 (sp2よりアップ)
Windows2003R2 with SP2 X64
それではHyper-V RC0の構築をしてみます。
今回はHYPER-V BETAの環境の移行と、新規ゲストの作成、
新たにサポートになったVISTA,XPのインストールを行ってみます。
とりあえず既存のゲスト環境をメモします。(メモリ設定、NICの設定等)
これはRC0へはディスクイメージしか持っていけないので(VHDのみ)
新規に仮想マシンを作るためです。
念のためVHDのファイルはすべてバックアップしました。
まずホストのHyper-Vを「役割」から削除します。
その後事前にダウンロードしておいた[Windows6.0-KB949219-x64]を適用し
再度「役割」にてHyper-Vを追加します。
基本的にホストの再インストールは以上です。
移行環境に関してですが、Iドライブに「Hyper-V_RC0」フォルダを作成し、
その中に事前に仮想マシン名と同じフォルダ[W2k8RTM-0]を作成しVHDファイルをコピーしています。
Hyper-Vマネージャの操作より「新規」⇒「仮想マシン」
新しい仮想マシンウィザードが起動します。
名前に[W2k8RTM-0]を指定します。
仮想マシンの保存先を、VHDファイルをコピーした親フォルダを指定しています。
仮想ハードディスクはBETA時のものを使用するので、以下のように設定
完了するとのゲストOSが起動できるようになります。
ただし、マウス連動等の機能が動かない状態なので、統合サービス(以前のintegration servicies)をインストールしようとすると
Windows Updateよりアップデートするように言われちゃいます。
しかし、NICがうまく動かない状態なので、できません。
実際には[KB949219]のパッチをあてればよいだけなので、CDに焼くなどしてゲストOSから
実行させます(winodws2008のみが対象で、その他のOSはうまくいきます)
実行すると
ここで再起動するように言われるのでメッセージに従い再起動すると
統合サービスがインストールされた状態でゲストが動きます。
この状態は新規にゲストとしてWindows2008をインストールした場合も同じでした、
その他 VISTA with sp1 ,XP with sp3rcともに統合サービスのインストールは問題なく
完了します。
ただし、サービスパック等、要件に反している場合は、
怒られますので。
また、ほとんどの画面が日本語化されています。
日本語対応できていないのは、ヘルプのリンク先のドキュメントくらいかな?
これでサーバ、クライアントともにHyper-Vで動作検証できます。