Live Messenger 2009 Beta 公開にあたり、Messengerに関する仕様変更なんかがあったので Messenger Library も変更されうのかなーと思っていたら、Version 2.5 が登場しました! でも2009とは特に関係なかったw
MSDNライブラリの文書も更新されています。ちんまりと書いてますが、大きな改善は Firefox 3 対応じゃないかと思います。やったね!
他の変更点はコードの書きやすさやライブラリのブラッシュアップ的なものが目立ちます。
- ContactクラスにPresenceプロパティ追加。今まではメンバーのプレゼンスを取得するには、Contact.CurrentAddress.Presenceと間にIMAddressクラスのプロパティをはさんでいたのだけど、直接Contactオブジェクトから参照できるようになりました。こっちのほうが妥当な構成ですね。
- ContactクラスにDisplayNameプロパティ追加。メンバーの表示名だけでなくニックネーム(ユーザーが勝手に付けられる名前)を考慮した値が返ってくるものみたい。
- ContactクラスにNickNameプロパティ追加。そのNickNameを取得・設定もできます。
- UserクラスのEndpointsプロパティの値が、わかりやすい名前になっているらしい(前どんなのだったけー)。
- Sign-in Controlの表示・非表示メソッドの追加。
- コレクションの各アイテムへのアクセスが、列挙子を使わなくてもよくなった。これは良ポイントですね。
以上のようです。2.5を使うには http://www.wlmessenger.net/api/2.5/messenger.js を参照するようにします。きちんとVSのJScript IntelliSense用のファイルも公開されています!
2009の変更とは特に関係なかったと書きましたが、私が思っていたのは、2009の変更でプレゼンスの状態数が減っているのと それを示すアイコンリソースの変更の対応でした。コレクションの記述については私もフィードバックを送っていたようないなかったような気がします。
(via Windows Live Messenger Developer Blog : Messenger Library V2.5 released!)