2008年3月8日

 Windows Live Delegated Authenticationが発表されましたね。もう2月末のことだけど。併せてWindows Live User Data API群も登場しました。これらは簡単にいうとLiveサービス上のユーザデータを他のWebサイト(基本はWebサイト)で利用できるというものです。その流れは下のようになります(JZ5思考的)。

liveid

  1. ユーザがWebサイトへアクセスします。
  2. このWebサイトは、Liveサービス上のユーザデータを使用したいので、ユーザにその許可をしてもらうべくLive IDのページへリダイレクトします。
  3. ユーザは、Webサイトが求めてきたデータ操作について承諾または拒否します。
  4. その結果とともに またWebサイトへリダイレクトされます。
  5. ユーザが承諾した場合、WebサイトはAPIを利用してLiveサービス上のユーザデータの操作ができるようになります。

という感じ。

 2のLive IDのページはConsent Page(Consent: 承諾、同意、許可など)と呼ばれます。Consent UIという表現もしているのでWebページだけを想定していないのかも。まあ実際は以下のようなWebページです。

Consent Page

 ここらへんの認証の仕組みがDelegated Authenticationという感じでしょうか。承諾を得たWebサイトは操作の有効期限が切れるまでユーザデータにアクセスできます。また、ユーザはいつでもLive ID Consentサービスページから許可する内容の変更・拒否が可能です。上記の例ではLive Messengerなどのメンバー情報取得に対する許可なのですが、メンバーひとり単位で許可・拒否も可能です。

 Delegated Authenticationは、以前のWindows Live Dataと呼ばれていたサービスが進化したものとなるようです。Live Dataについては、もはやMSDNライブラリのLiveカテゴリからはアクセスできないようですね。また、Live Dataサービスについては向こう6箇月で廃止されるみたい。

 以前も同様な仕組みではあったのですが、ユーザが詳細な設定が可能になった部分が進化した点でしょうか。また、どこにも触れられていないようなのですが、Live Dataではデータを利用したいWebサイトのアドレスはHTTPSであることが求められていました。が、その縛りがなくなったようですね。かなり利用の敷居が低くなり良点だと思います。

 User Data APIsとはユーザデータを操作するためのAPI群です。現在はContacts API、Photo API、Application Based Storage APIの3個が提供されています。今後どんどん増えるっぽい。

参考: Windows Live ID: Delivering Data Portability ? Delegated Authentication SDK v1.0

 Application Based Storageがおもしろそう? さわってみようかな。また、ひろえむさんが紹介していますが、各種言語のサンプルも提供されています。

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