最近思うのですが、仕様変更に対する耐性を考えるとエンティティ間の多重度を極力1:1にせず、1:nやn:nにする方がよいのではと。エンティティの構成上物理的に1:1になることが、既に仕様上の制約となってしまいますが、1:nやn:nにしてプログラムで論理的に1:1になるようにすると自然と変更に強くなるのかなと思います。
例えば従業員テーブルと部署テーブルがあり、従業員テーブルに部署IDを持たせると、極論を行ってしまえば従業員は兼任という事が出来なくなります。要件定義の段階で「絶対に兼任はありえない」といわれても、エンティティの構造上では兼任を可能にし、プログラムで縛ることによって要件を満たせばいのです。もし仕様が変わってもエンティティ構造にまで手を入れる必要はありません。
過度に多重化することにより関連エンティティがやたら増えたり、それによるSQLの遅延などの弊害もあります。適度なバランス感が必要ではあるのですが、チューニングのフェーズでどうにかなると思っていたりもします。