最近は産地偽装やら賞味期限偽装やら色々ニュースになっています。雪印、加ト吉、不二家・・・今まで色々と会社で事件が発生しています。
実は私はIT業界に入る前は食品業界に居ました。率直なニュースの感想を言うと、「ばれちゃったのね」という感じです。ぶっちゃけ産地偽装、賞味期限偽装なんていうのは当たり前の世界です。
アメリカ産冷凍チキンレッグを解凍・脱骨処理をおこなって袋詰めすれば立派な地鶏に大変身しますし、冷凍食品なんて冷凍焼け・油焼けしていなければ、リパックなんて当然のように行われます。このような偽装コストが無駄となる場合(相場の都合等)に始めて廃棄処理されます。
ただ廃棄処理といっても廃棄にお金がかかるわけです。そこで登場するのが無料回収を行う業者です。無料回収を行う業者は飼料向けの加工を行う業者か、再加工を行う末端の零細加工会社です。飼料向けに生まれ変われば、人間の口に入る事はありません。しかしタダで手に入れた加工業者が再加工すれば、人間の口に入ります。
メーカーは100円で仕入れたものを加工して300円で売るにしても加工賃が300円かかれば捨てた方がマシです。しかし末端の加工業者はメーカーの大量販売と違い、そこそこの高値で売る事が出来ます。例えば500円で売れるなら、仕入れが0円、加工賃が300円、差し引き200円の儲けとなります。その辺にトリックがあるのです。
産地偽装は、「XX産じゃ売れないしなぁ・・・」ってパターンと、輸入業者が脱税目的で偽装する場合があります。前者は北朝鮮産アサリは売れないから中国産にするというようなパターンです。後者はXXX国から直接輸入するとn%の関税が取られるため、関税が安いYYY国を経由して、YYY国産と偽って輸入するパターンです。前者はメーカーサイドよりも、割と末端に近いところで行われますが、後者はメーカー等が多いでしょう。
ぶっちゃけ人の口に入るものに賞味期限も産地も書いてありません。今食べているものの産地と賞味期限に自信が持てますか?