はてなブックマーク > 高木浩光@自宅の日記 - 公衆無線LANで使うと危ない...(はてなブックマーク)より:
「WSSE認証ではパスワードのハッシュ値が送信されている」ハッシュの種類が気になったので調べてみると、WSSE認証ではSHA1らしい。「すでに終わってる」MD5でなくてよかった。
よかった、のかなぁ?
元の、高木浩光氏のページには、こう書いてあります。
公衆無線LANで使うと危ないiPod touchアプリに注意(高木浩光@自宅の日記)より:
しかし、現状の公衆無線LANサービスは、無線通信の暗号化に用いる鍵が加入者全員で同一のところがほとんどであり(あるいは、暗号化しないところもある)、(略)
この認証方式では、パスワードのハッシュ値が送信されているので、傍受されても(パスワード文字列が十分に長ければ)パスワードを復元されない*4。
*4 (略)パスワードのハッシュ値等が得られる状況では、オフラインでパスワードを試すことができるため、オンラインに比べて高速に試行できることから、長いパスワードが要求される。(無線LANの事前共有鍵でも、同様の理由から長い文字列を必要とする。)
暗号化は、暗号化に使われる鍵が漏れない前提で、安全であるとされます。しかし、「加入者全員で同一の」鍵を用いるという時点で、この前提が崩れています。
そして、図3を見ると、ユーザー名とパスワードのダイジェストが送られています。暗号化の鍵は手に入っているのだから、同じダイジェストになる文字列を探すだけでよい、ということです。
そのため高木氏は脚注に、40文字でも足りない
、オンラインに比べて高速に試行できることから、長いパスワードが要求される。(無線LANの事前共有鍵でも、同様の理由から長い文字列を必要とする。)
と、書かれているのだと思います。
けっして、「MD5 でなくてよかった」と言えるようなものではないと思うのですが、いかがでしょう?
投稿日時 : 2008年12月8日 23:09