古い話です。
8月に、高木浩光氏のブログで、通信プラットフォーム研究会に傍聴にいったという話がありました。で、その議事要旨が公開されています。
で、第6回の議事要旨を見てみたですよ。高木氏のエントリでは、誰が発言したかも書いてあるけど、議事要旨にはないのね。で、発言内容を見比べていったですよ。そうすると、議事要旨の5ページ目最後が、マイクロソフトの楠氏にあたるのかな、と。
通信プラットフォーム研究会 傍聴録 (Google社の発言あり)(高木浩光@自宅の日記)より:
マイクロソフト(楠正憲オブザーバー)
決済における匿名性の議論、IDを巡る議論は、十数年前に論点は出尽くしている。電子マネーの議論として。過去にあったSETの例のように、理念に基づいて作ったからといって必ずしも普及しない。全部やるというのは難しい。国がやるべきことは何なのか、かなり絞れるのではないか。絞らないと実現性は厳しいのではないか。今後論点として、有効な政策手段のあるところに絞って欲しい。技術は複雑で進歩が速い。将来予見できるとは考えないで議論していく必要がある。事前に規制しきるのは難しい。しかし、原則を作っていかないと、技術開発の民間での方向性が見えてこないし、本来行政として入っていくべき所が後手後手になるところもある。
予見できないから何もしないでいいということではなく、是非やっていただきたいのは、セキュリティの世界ではスレットモデリングという考え方がある。これをやったらこういう悪いことができるという。悪い具体的なシナリオに対しては、きっちり事前に措置をしていくことが最低限必要。論点の絞り込みとその実現手段を議論して頂きたい。
通信プラットフォーム研究会 第6回 議事要旨より:
資料では網羅的な整理がなされているが、何を行政が行うべきかという視点に立ち、有効な政策手段のある分野への絞り込みと実現手段について議論を深める必要があるのではないか。その際、しっかりとした原則を事前規制ではない形で立てるとともに、具体的なシナリオに基づいて議論を深めていただきたい。(オブザーバ)
で、高木氏によると、この後グーグル社のオブザーバーが発言したことになっているけど、議事要旨には、ない。他のところでは、他の人の発言を受けて返答したというような書き方になっているのに、ばっさり、ない。
発言しなかったことにされるって、いったいどんな発言だろう。。。
投稿日時 : 2008年10月3日 22:40