User Interface について、万人に等しく理解されるもの、っていうのは、難しいと思う。でも、電源の ON/OFF など、間違うと大変なことになるようなものについては、同じ理解になるような工夫が必要ではないか、と思う。
というのも、先日、妻がふと聞いてきたことが原因。
「なぁ、電源の丸と線って、どっちが ON なん?」
「え?丸と線?ゼロとイチやから、丸が OFF で線が ON」
「ああ、あんたらはそう考えるんやね。丸なんやから『使える』やとばっかり思とった。」
おお!!「○」は OK か。確かに、「丸」はそういう意味で使う。そういえば、「×」に対する認識が、日本人と欧米人で違う場合があるとか。日本では「バツ」だが、欧米では「チェック」を意味することがあると。
もし、「万人」が「世界」であるなら、日本においては「×」を「選択されている」の意味では使えない、ということになる。日本では「この機能は使えない」とみなされるだろうから。
そのためか、色違いの商品がある箱には、色の所に丸いシールが貼ってあったり、「レ」でチェックされていたりする。「×」より「レ」のほうが書きやすいこともあるだろうが、「×」で示されるよりはわかりやすいだろう。
【×】Red
【 】White
こうなっていたら、「×」を「バツ」と認識していると「赤がバツだから、白が入っている」と理解するかもしれない。でも、実際には「赤にチェックが入っているから、赤が入っている」だ。
Windows の、古いバージョンのチェックボックスや、Excel などの VBA のチェックボックスは、「×」でチェックを表している。確か、Windows 95 の頃は「×」だったと思う。しかし、新しいバージョンでは「レ」になっている。VBA は、相変わらず「×」だけど。これも、日本という市場をターゲットとしたとき、間違われやすいから変更したのではないだろうか。
これを「ネタにさせてもらう」と言うと、「バカにされるから嫌や」と言われた。でも、他の人の視点というのは、とても重要だと思う。「丸」というのが、とてもあり得る理解だと思った。なので、やっぱりネタにさせてもらう。
だって、リンゴみたいな電源のマーク。私だって不思議だもん。
投稿日時 : 2007年11月12日 22:22