我々の仕事は、「ソリューション プロバイダ」と呼ぶこともあります。「solution」は「解、解答、解決」。「provider」は「供給する人」。つまり、「解決を提供する」ということです。
じゃぁ、何を解決するの?
様々な問題ですね。じゃぁ、問題って何?これは、明確に定義しないでおきます。
さて、問題の解決を行うには、一定の手順があります。その手順を順に見ていきます。
まず、問題を把握します。解決するべき問題が把握できていないのに、解決できるはずはありません。ですから、まず、問題を把握します。何が起こっているのか。それが、どうして問題と認識されるのか。解決された状態とは、どのような状態なのか。そういうことを明確にします。
次に、その問題が、何が原因で発生しているか、考えます。原因を取り除かずに、うわべだけ取り繕っても、取り繕ったものがほころびてくれば、また問題になります。従って、原因を取り除けるように、原因を調べます。
次に、ちょっと書いてしまいましたが、原因を取り除く方法を調べます。ちょっと例に難がありますが、「死亡診断書」をご覧になったことがあるでしょうか。私は祖父の診断書を見たのですが、まず「死因」があります。そしてその下に、8つほどの「その原因」を書く欄があります。つまり、ある事象について原因を調べ、その原因を事象としてさらに原因を調べていくわけです。このように、うわべの原因だけではなく、その原因の元をたどっていきます。
こうして原因(の原因)がわかったら、その原因を取り除く方法を考えます。この方法も同じように、大きいところから小さいところへ考えていきます。最終的に、あることをすると決めます。そして、「あること」をするために何が必要かを考えていきます。そうやって、実現可能なレベル(コードとして表すことができるレベル)に落とし込み、小さなことからコツコツと…違った。小さなことをコツコツ積み上げて、一つの形に仕上げます。
こうやって、すべての原因について、その原因を取り除くためにするべきことと、それをする方法を決めます。あるいは、より下位の原因を取り除くことによって、上位の原因が自然と解決することもあります。
さて、最初に「問題」を定義しませんでした。「問題」とは、様々なものがあるためです。例えば、「お客様が直面している、システム化できる問題」もあれば、「システム化できない問題」もあります。そして、「私が直面しているバグ」も該当します。同じように、「誰かが直面していて、Web 掲示板に出している質問」もそうです。
まず、原因を探ること。表面的なことだけを見ていては、まず解決できないでしょう。もっとも、「解決する」ことは望んでおらず、「回避する」ことを望んでいるのなら、話は別ですが。
投稿日時 : 2007年8月31日 21:54