昔のことを思い出したので、ちょっと紹介。
昔入っていたメーリング リストに、デザイナの仕事をしている方がいました。ある時、その人が「同じくらいのファイルサイズで、GIF だと 256 色しか使えないから、色遣いが制限されてしまう。JPEG だと、すべての色を使える。」というようなことを書き込みました。
はたして、これは正しいことでしょうか。
いや、正しい/正しくない、という区分けは出来ませんね。まぁ、そういうことを言いたいわけじゃないので、進めます。
その人は、どうも、JPEG というのがどの様な特徴を持っているのか、理解されていなかったようです。
JPEG は、「不可逆圧縮」されます。「不可逆」とは、「元通りにならない」という意味です。
圧縮率の設定にも依るのですが、いくつかの点で色を同じとしたり(ブロック ノイズ)、色の境界がボケたりします。
どの様なデザインをしていたのか、よくは知らないのですが、色数は限られているけど自分の思ったことをそのまま残しておいてくれる GIF と、色に関しては自由に使用できるが描いたものをそのまま残してくれるわけではない JPEG と。
デザイナとしてのその人にとって、どちらがより良い選択だったのでしょう。
その人は、表現の自由さから、JPEG を選びました。しかし、不可逆圧縮であり、表現したものがそのまま残されるわけではないことは、よく理解できていなかったようです。もしそのことを理解していても、やはり JPEG を選んだのでしょうか。
複数のものから選ぶとき、それぞれのものにはメリットとデメリットがあります。メリットとデメリット。自分の用途と照らし合わせて、正しく理解して、選択しているでしょうか。
投稿日時 : 2006年9月14日 22:54