記事タイトルは某 H さんの問題発言風に書いてみました。(←知るかw ボケw)
私がこの手の話題をすると乱文になります。全部がこのパターンに当てはまるわけではありません。自分はそうではないという方に取っては何ら意味のない文章になると思います。
IT 業界に限らずだとは思いますが、一般社員が『上の者は下の面倒をしっかり見るべき』とか『上司が私の仕事を理解してくれない』とか『会社側の私に対する評価や扱いが不当だ』なんてのを良く耳にします。私の会社でも実際に良く耳にするクレームや陰口の数々です。不当労働行為に当たるようなものは除外しますが、何というか自分の弱い立場 (実はそうでもない) を言葉の武器に変えている人に違和感を覚えます。少なくとも具体的な案を示せず文句だけ言う人は建設的だとは思いません。会社も周りも評価できないでしょう。共感してくれる人は同じ属性の人というだけで、ただ傷の舐め合いや不幸自慢をし合っているだけです。(ネタ的な不幸自慢は別に構わないと思います)
上の者は下の面倒をしっかり見るべき
正論だとは思いますが、それを言った時点で『あなたも上長の考えをしっかりと理解すべき』ということにならないでしょうか。一匹狼的に働きたいのであれば独立しましょう。組織に席をおく以上はあなたは周りのことを理解し協力し合わなければいけません。それは同輩や後輩だけでなく上長も対象になります。上長の多くはあなたほど時間にゆとりがありません。本当のダメ上司はこの限りではありません。しかし本当にダメ上司なのかどうかわからず言っているパターンも存在します。たとえば、不在がちのプロジェクト マネージャに対して『あの人何もしていない』とか、どうしてわかるのでしょうか? むしろあなたたちの失敗の尻拭いで客先で叱られているのかもしれませんよ。(事実としてそんな職場がありました)
上司が私の仕事を理解してくれない
これは IT 業界には多いパターンでしょうか。自分のやり方を採用してくれなかった時に良く発せられる言葉です。確かにその上司はあなたの仕事について理解が足らないのだと思います。しかし未知なものには恐怖を覚えますので上司は今までの判例や経験則で保守的な方法を採用したがるものです。こういった上司は『作業者の意見に真摯になって聞く必要がある』『少しは勉強する必要がある』とは思いますが、本当に専門的な部分までは理解できないでしょうしその必要もありません。なぜなら、あなたが上司に自分の案の根拠や理屈というのを理解できるように示せば済むことだからです。もちろん『少しは勉強する必要がある』と書いたとおり、上司も勉強をしていた方が会話はスムーズでしょう。しかしあなたの専門分野のお話なのですから上司に根気良く説明して協力してあげましょう。上司がまったくの無知の場合でも顧客に説明するのと同等と思えば理解させられる説明も思いつくのではないでしょうか。良く見かけるのが専門用語を並び立てて案を押し付けるような光景です。相手が理解できない言葉の数々で説得は難しいです。
また時には上司を説得するにはそれなりの人数も必要となります。必ず会議の前に他の作業者を説得し根回しをしておきましょう。根回しにはもうひとつ意味があって、根回しをすることによってあなたの案が採用された時に他の作業者がそれを活かせるかどうかの判断もできます。活かせられないようであれば『それだと、誰も作業できなくなるので却下』というビジネス的な正論を言われるだけなのでやめておきましょう。(将来を考えて採用されることはあるかもしれませんが) たまに『自分がそれをやりたいから』という理由で進言する技術者がいますが残念ながらこれはビジネスです。趣味なら趣味の時間でお願いします。
いろいろウダウダ書きましたが裏を返せばこれらは上長にも言えることです。他人に理解させたいなら説明が必要なのは当たり前です。最近はあまりに労働者の権利だとかうるさい人がいるのでわざとアンチテーゼ風に書きました。裏返しが書いていないからといって、労働者だけを責めていると捉えないようにお願いします。(私も労働者ですからw)
会社側の私の扱いが不当だ (給与が少ない等)
私が『何様?』と思うことが多い言葉です。(本当に不当な場合を除きますが) こういう人たちが先にも書いたとおりで自分が労働者であり、さも弱い立場であることを利用して利己主義に走るのですね、わかります。会社の評価が本当に不適切かどうか一概には言えませんが、一般的に会社は良い人材は逃したくないので良い人材には会社内での評価 (相対評価) は良いハズです。もし悪いなら自分の成果をうまく見せることができていないか、あるいはあなたが自信過剰に「自分はデキル社員」だと勘違いしているだけではないでしょうか。自分は間違いなくデキル社員だが、この会社では評価が不当だと思うなら他社に移りましょう。デキル人だから転職なんて容易いですよね。他社に移れる自信のない人は会社にしがみつくしかありませんが、それはデキル人ではないことを意味します。
(ここから個人的な愚痴話) 利己的なものに労働組合を利用するのはやめてほしいですね。こういう人たちがいるせいで均等な評価になり、結果として公平でなくなってしまうのです。均等と公平は違います。私が経験したもので『給与が少ない』というのがありますが、この根拠がむちゃくちゃだったりします。『給与が少ない』というのを他社 (しかも自社より大企業) と比べて言われても困ります。かと言って同業他社と個人を比べられても、引き合いに出ている「モデル賃金」があなたのレベルと同等か判断できません。(多くは全然レベルが違っていたりして痛々しいです) そもそも同業他社を引き合いに出すなら、それは会社全体の賃金底上げを図るために進言すべきことです。自分だけのように言うのは論点がズレています。こういう人は自分の給与だけ上がればそれで良いと考える利己主義な人です。
極端に喩えてしまいますが、あなたの妻である専業主婦が家事を真っ当せず、仕事で疲れて帰ってきたあなたに対して『頑張ったあたしへのご褒美は?(笑)』と言ってきたらどう思いますか? え? その妻の外見設計をしてくれないと判断できませんですって? (w
人間は誰しも利己主義なところはあります。しかしあからさまにやれば周りがどう思うかを考えた方が良いです。それが考えられない人をデキル人とは言えないでしょう。そもそも会社に評価されている人からすれば労働組合なんて必要ないハズです。結局は全部ひっくるめて自分の力の結果なのです。あなたがいくら技術的に優れているからといって、それで売上が増えるわけではありません。あなたが新しいプログラミング言語を覚えても活かせなければ意味がありません。自分の技術力と給与が比例すると思ったら大間違いです。(思い込み注意) すなわち「あなたの総合力の結果が今のあなたの評価である」という見方から始めることをお勧めします。
世の中ここまでひどくはないかもしれません。これはあくまで私の周りのことを書いただけなので当てはまらない事例ばかりのような気がします。ただ結論は変わりなく「結局は自分の総合力の結果である」ということです。相手のせいばかりにしてはいけません。もし自分に非がまったくないと思うのであれば、グチグチ言う前に独立するなり転職した方が良いです。その自信がないならあなたが自分にしている評価が間違っているのだと思います。
# こういうことを書くからオッサンだとか思われちゃうのかな... orz