まあ当たり前のことですけど、開発者とエンドユーザーは発想が違います。
まず私は操作や見た目に独自性が出ているアプリケーションは嫌いです。説明が面倒ですしポリシを保つのが大変だからです。許されるならば、プラットフォームに合わせた仕様で構築したいと考えます。
しかしエンドユーザーさんは独自性を出したがることもあります。『ちょww このオペレーションはおぢさんが使いやすいと思っているだけで一般的じゃねぇwww』とか『おまww そのデザインはねぇよwww 目が痛てぇwwww』なんてことがあります。運用してみると現場の人間から案の定『使いにくい』とクレームが出ることがしばしばあります。そしてなぜか提案してきたおぢさんから怒られるというヲチ。『オタクの作ったの使いにくいってさ』って、チミがそうしろと言ったのだろうがww そりゃねーよwww 真田流アッー!!
さてさて、それとは逆に Windows 流儀で良いというパターンも最近は増えてきました。とはいっても、実際にエンドユーザーに使わせてみるとうまくいかないことがあります。まあ、Windows に慣れているような人たちの集まりだったらそんなことは全然なくて楽チンですが。
うまく行かない場合の多くは「発想が開発者の域を超えている」ことに起因します。興味がないゆえにアプリケーションというのを考えたことがないという人たちです。我々は開発者ですから、Windows なら Windows 流のコモンセンスたるものを知らず知らず読み取っているわけですね。エンドユーザーには Excel なら Excel、Word なら Word という各個撃破的な暗記攻略しかしない方もいます。もちろん自分の業務範囲以上のことをしないので共通しているという考え方をしません。ここにズレがあるわけです。
さて本日は『EXE ごとコピーしてデータがバックアップされない! おかしい!!』というおかしい連絡がありました。その上『コピーしてバックアップが取れたハズだからコピー元のデータを全部消しちゃったよ』などというおまけつき。なるほど、現場に行くと「2007年.exe」「2008年予定.exe」などという名前のファイルが ショートカットで 複製されていました。いや、exe ごとコピーしても結果は同じなのですが...
これも exe はただの実行ファイルで、データは別という発想がないわけですね。この発想はよく操作している Excel や Word も同じなのですが、関連付けで起動しているからか意識がないわけですね。『Excel や Word もデータを複製しますよね?』と言ったところで、このエンドユーザーさんはそのファイル自体が起動していると思っているのだから意味がないわけです。
データはアプリケーションからのみ複製できるようになっています。なのでデータ自体は普通では触らないところに隠蔽してあります。当たり前のことですが、EXE (今回はショートカットw) は起動できなくなっちゃいますから隠すわけにもいきません。まさか実行ファイルをコピーしてデータをバックアップだなんて思いもつきませんでした。
ここまで極端な例はあまりないと思いますけどね。