朝型生活が良いと言われたりしますが、実際にやってみた経験から話しています。
朝型生活の定義を夜9~10時頃に寝て3~4時頃おきる生活とします。
ここまで極端にずらす必要はあるのかといわれそうですが、
意外に悪くないのではないかと思います。
まず、9時に寝るとしたら、家についてからほとんど時間がありません。
寝る前に済ましたいことがあるなら、計画的にこなす必要があります。
また、3時に起きた場合、他の人はたいてい寝ている時間です。
BBSやBlogのチェックを一回りしたとして、一度読めばリロードしても記事はまず増えません。
Twitterもあまり人がいません。
要するに、気が散るものがありません。
やらないといけない作業に集中できる環境です。
朝ごはんもゆっくりと食べられるし、
会社に行っても午前中からそれなりに動けるし、とよいことづくめのように思います。
ですが、実際にはやはりデメリットがあります。
まず、残業ができません。
0時に寝て6時に起きる生活だとしたら、仕事時間を12時から21時とするようなもんです。
2時間残業すると23時、家に帰るとなにもできません。
また、22時~翌1時頃は、ネットのホットな時間だと思いますので、
面白い時間をみすみす逃すことになります。
さらに、朝早く起きたとしてなにをするか、です。
プログラムを書きたいとか絵を描きたいとか、やりたいと思うことはあれど、
今すぐやろうとしてない、って事は実際やりたいわけではないのです。
とにかく、計画的に動かないといけないし、
やりたいと思っているだけの事をしぶしぶやることになるし、
だらだらする時間を丸ごと乗っ取られます。
幸か不幸か、原稿作成という締め切りが迫っていた事柄があったので、
それなりの緊張感を持って挑めましたが、
締め切りのない作業ならストレスだけ溜まっていたと思います。
というわけで、今は元の黙阿弥のだらだらした生活をしています。