2017年3月12日
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Visual Studio 2017がローンチされました。
インストールが早い!
Visual Studio 2017をインストールしようとしてまず驚くのはインストール時間の早さです。
「何をしたいか」を選ぶことで必要な機能のみがインストールされます。
起動が早い!
そしてインストールして起動するとさらに驚くと思います。とにかく起動が早い。
体感で半分くらいの起動時間になっているのではないでしょうか?
かっこいいコードに仕立てあげるまでが早い!
リファクタリングが強力になっていて、例えば、次のような初期化部分をかっこいい(どこからどこまでが初期化コードであるかがわかりやすい)形にリファクタリングする提案をしてくれます。
ユニットテスト実施が早い!
ライブユニットテストという新機能が楽しいです。
ユニットテストを記述しておいて、それに対してグリーン(要はテストが通る)となるコードを書き始めたとしましょう。コードを書いていてビルドエラーがなくなるとユニットテストが自動的に行われてテストが失敗した行に「X」が表示されます。もちろん正しいコード(つまりグリーンになる)に修正すれば自動的に「X」は消えます。
これって、仕様を満たしたコードになった瞬間がわかるってことです。コードを書いている途中で実はグリーンになっていたのにそこに気づかずに書き進めてユニットテストしたらグリーンじゃなかったとなるよりも早く正解のコードにたどり着けると思います。
もちろん、これ以外にも様々な新機能があります。
使い始めたらVisual Studio 2015には戻りたくなくなりますし、「VS?いいんだけど起動遅いし」という今まで避けてきた勢も評価を改めることになるんじゃないかなって思いました。
RS2ことWindows 10 Creators Updateがいよいよ登場してきそうですね。
Insider ProgramのFirst RingにBuild 15042がきましたが、デスクトップ画面右下のビルド番号表示がきえており、いよいよという感じです。
Creators Updateがくるとアプリ製作者としては何がいいかといえば、やっぱり「Compact Overlay」でしょう。
この機能があると、対応するUWPアプリはいわゆる常に最上位に表示するのようなことが可能になります。
便利ですね。
HoloLabのみんなと遠隔地SharingをHoloLensで試してみました。
HoloLensは現実世界の中にCGなどのバーチャルなオブジェクトをミックスするハードウェアです。
上の写真は、リアルな部屋の中にCGオブジェクトが浮かんでいるようにみえますが、遠隔地にいるHoloLabのたけせんさんのアバターです。ですので、たけせんさんが動けばこのアバターも動きます。
一方、こちらは、また別の場所にいるHoloLabの前本さんのアバターです。
もちろん、2人のそれぞれの部屋にも私のアバターがお邪魔しております。
このようにHoloLensのSharingを遠隔地で試すと、それぞれの部屋にいながら、バーチャル側ではアンカーからの相対位置を共有して、アバター同士で弾の打ち合いや当たり判定が正しく行うことができるようになります。
FBでメッセージ交換しながらやってみましたが、レイテンシー的にもそれほどディレイが感じられないくらいでしたので、遠隔地Sharing、ふつうにアリだと思いました。
未来、一気に来ちゃった感がありますね。たのーいー。
Android開発はJavaな訳ですが、Android 6.0 (API 23)まではJava7、Android 7.0 (API 24)からはJava8が使えます。
では、Xamarinはというと2016年の夏くらいに、Android SDK Build-Tools 25あたりでちょっといろいろありましたが、今現在では、もう安定しているので、今から始めるならば、JDK8 (x86)をOracleのサイトからダウンロードしてきて、Android SDK Managerで、
- Android SDK Tools 25.2.5
- Android SDK Platform-tools 25.0.3
- Android SDK Build-tools 25.0.2
と、必要なSDK Platformのインストールしておくといい感じですね。