今日のエントリを何にしようかなぁ~と考えていると、ある方のBlogが目にとまりました。
その方のプロフィールを読んでてふと昔の事を思い出したので、その思い出した過去の経験をお伝えようと思います。
これは私が社会人になりたての頃の話です。
私の社会人としての第一歩は故郷から遠く離れた神奈川県の中小企業に就職したところから始まりました。( 現在のその会社は業界大手と言われてます。 )
当然ですが、知り合いも周囲にいない中での社会人の第一歩でした。
この頃の私は非常に人に対し憶病になっていました。
大学の4年間を兵庫県で生活していたことで身に付いた(エセ)関西弁をつかっていたことも、人とのコミュニケーションを阻害していた要因となっていたのかもしれません。
しかも社会人となって最初の一ヶ月間はこの会社の部長の家に下宿する事になって、精神的にも体力面でも毎日がヘトヘトな状態で、情緒不安定な日々を過ごさざるをえませんでした。
そんな苦痛を感じ続ける毎日でしたが、ある日、職場の先輩が声を掛けてくださいました。
今回皆さんに紹介するのはこの先輩との出来事で、私の人生の中で、この方ほど影響を受けた人物はいないと言っていい程、色々な面でお世話になりました。
お互いの事を話してゆく中で、その先輩も私と同じく県外から来られてて、育った環境も似ていた部分もあったりと共通部分が多く、直ぐに意気投合できました。
私とは違う経験をなされてたところを少しだけ踏み込んでお話しすると、この方は高校時代には当時の仲間とつるんでかなりの"やんちゃ"をなさってたらしく、高校を途中で卒業(?)なされてたようです。
その経験を踏まえ面倒見の良さを培ったのかもしれませんが、とにかく食事とか遊びとか愚痴とか…仕事以外の面でも色んな事を教えて下さいました。( ワルさも含め…^^; )
その方は私を含めた職場のみんなにに優しく接し、出会ってから半年も経たずに私も含めた数人から慕われるようになりました。
非常に人の心を惹きつけることが上手くて、毎日出社して顔を合わせて直ぐに『 今日は会社が終わったらどこに行く? 』とかお互い話しあい、朝一番に1日の仕事を終わらせる為の動機付けをする事で、"楽しく"そして"精力的に"業務をこなして行くことが出来ました。
不純な動機ながら、常に目標を持った我々は生産性の面でもいつの間にか傑出した存在になっていて、他のグループの追従を許さなくなっていました。
数か月が過ぎたころにはさすがに会社からも認められるようになり、その先輩が昇格なされた時には皆で喜びあいました。
私がこの時に感じたことは、仕事がデキると言われる人とは、こういう人の事を言うのだろうな…と。
私たちのグループではいつからか、人を惹きつけるこの先輩を中心に、屁理屈コキの自分が計画を立て、他のメンバーもそれぞれに与えられた役割を持って、まさに一丸となって色んな局面でも対応していきました。
そうすることでこの先輩は瞬く間に出世なさり、引きずられるように私、そして他のメンバーも次々に活躍の場を広げました。
今思えば、一番充実して、楽しい時期だったと言えます。
これが私がふと思い出した、社会人となって過ごした数年間の出来事です。
現在、私はその会社を離れて、生まれ育った地で働いています。
その会社を去る際に、その先輩が『お前がいてくれてよかった。』と言ってくださった時には声になりませんでした。
私の不手際で連絡が取れなくなってしまいましたが、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
この経験から、私は今でも人は学力ではなく人間力だと信じてる所があります。
それは、何よりもこの先輩の後ろ姿から学んだことです。
そして、たとえ学歴や経験がなくても、助け合う仲間がいて常に学ぶ気持ちを失わない限り、成長していけるのだと強く信じています。
最後になりますが…
今回、このエントリを残すきっかけとなった方は、随分とお若い方ですが学ぶことに関しては素晴らしい姿勢をお持ちのようです。
この事を思い出させたその方に感謝申し上げると共に、その方からも色んな事を学ばせて頂こうと思っています。