昔のことを思い出すと、未だに忘れられないハードがいくつかある。
今日はそのうちの1つのことを。
LCD付きのハードの制御プログラムを作ったときのこと。LCDはキャラクタベースの表示で、キャラクタは任意に作成可能なハードだった。
# 古い人にはX1やMZシリーズのPCGと思ってもらえれば良いかな?
当時はPC-9801+MS-DOSでの開発が全盛。キャラクタエディタまで作ってノリノリだったのに、いざ表示しようとすると絵が1文字ずつしか出ない。
ABCDEF
と表示しようとすると、
A B C D E F
となるのだ。
ソフトを疑われて(最初のうちは仕方が無いが)納得できずに回路図を見ると、何とLCDのV-RAM(のようなもの)とCPUのアドレスバスの配線が1本ずれていたのだ。結果、表示は1キャラクタ毎に空白が出る羽目に。
このトラブルは未だに忘れられない。
因みにこのハードROMの信号処理にも問題があって、CPUがバスマルチプレクスだったこともあり、ROMにアクセスに行くと必ずアドレス下位8bitと同じ値が読み出されるというトラブルもあった。
当時の上司がこのハードの会社に文句を言ったら、
「1発で動くソフトが作れますか?」
と言われたそうだ。確かに無理です。